あらすじ殺戮処女バンビが疾走する、血風怒濤ロード・コミック!甲本ヒロト「世界はどーなんだ、バンビ」チバユウスケ「妄想と裏切り、これが現実」aiko「バンビになりたい」他、数多くのアーティストたちから讃辞を贈られた伝説のロード・コミックが、“十七歳”を記念したスペシャル・エディションとして新生。全巻カバー新規描き下ろし&あとがき付きのリモデル版、昂揚の第4巻!※本作は「BAMBi4」を描き下ろしカバーイラストに変更し、あとがきを追加した作品となります。
ストーリーはシンプルで、主人公であるバンビが誘拐した子供を「ジジィ達」に届けるため、追ってくる刺客とひたすら戦う。「ジジィ達」は何者なのか、何故この子供を取り合っているのか、その謎が明らかになるにつれ、どんどんスケールが大きくなっていく。 当時活躍していたミュージシャン達がこぞってコメントを寄せているように、あの頃は音楽の影響力が強くて、ファッションやマンガ、映画などのカルチャーも彼らが牽引していた。その中でもカネコアツシ作品は「お洒落マンガ」と呼ばれ、気になる存在だった(私はお洒落じゃないので読んでなかった)。 リモデル版には作者本人の解説が載っていて、この作品でやろうとしていたことやインスパイア元が明かされている。当時を知っている人間ならすごく共感できるし、知らない人はここを頼りに色んなものを辿っていくと発見があるんじゃないかと思う。