あらすじ幼馴染で、家族以上で、でも恋人じゃない、えつことアラメ。たとえ恋愛感情ではなくても誰よりもお互いを大切に思い合っていたふたりの関係は、アラメに起きたある変化によって一変してしまう……。アラメの突然の変化を受け入れられずにいるえつこは、戸惑ううちに自身が抱えている「恋愛」へのもやもやと向き合うことになるのだが――。鮮烈なデビューを果たした、叙情の描き手による待望の第2巻!
えつことアラメという幼なじみ2人はお互いが唯一無二のかけがえのない存在だと感じていて、周囲からも恋人同士だと思われているような関係なのですが、 本人たちは相手に対して恋愛感情を持っておらず、 事実として、アラメに**彼女がいた**時期も2人の関係性は**全く変わる事がありませんでした。** そんな2人は、えつこの家族が事故で亡くなったことをきっかけに同居を始めます。 この作品は家族とも恋人とも異なる**“名前のない関係”**を築いている2人の同居生活を通して、互いが相手に対して抱いている思いと僅かに生じた**関係性の歪み**を丁寧な心情描写で描いていく作品です。 1巻まで読了