あらすじ主催社推薦で日本ツアー開幕戦に出場した坂本翔。3日目にビッグスコアをマークし、最終日は最終組で単独首位スタートとなった。だが出だしからアイアンショットで、ハーフトップのミスを連発。一方、かつて父・遼のキャディを務めていた田所稔が順調にスコアを伸ばし、優勝争いは二人に絞られたかに見えた。だが、そこに伏兵が現れる。昨年のチャレンジツアー賞金王、梶研吾だった。梶は十代の頃、アメリカで悪名高いバイクギャングのリーダーをやっていたというが……。