あらすじ

だれにも笑われない試合を、一度だけでもいい、力いっぱいがんばってみたい!! 野球部の栄光のためなんかじゃなく、ぼくつのいい思い出のためなんかじゃなく、ぼくたち自身が生きていくために!! きょうの試合は、ぼくたちの青春の証!!
ヒットエンドラン 1巻
“ぼくは稲葉中学野球部のキャプテン・ラン!!”ぼくたちのチームは負けっぱなしなので、解散させられそうなんだ!! ピンチにエラー、チャンスに凡打!! でも一度でいい、こんどの試合で、きれいにきめてみよう、ヒット・エンド・ラン!!
ヒットエンドラン 2巻
だれにも笑われない試合を、一度だけでもいい、力いっぱいがんばってみたい!! 野球部の栄光のためなんかじゃなく、ぼくつのいい思い出のためなんかじゃなく、ぼくたち自身が生きていくために!! きょうの試合は、ぼくたちの青春の証!!
ヒットエンドラン 3巻
エースの麻呂が打たれた!! それもメッタ打ちに!! 自信まんまんマウンドにあがった、あの麻呂が!! でも、ぼくたちは、苦しくても泣きはしない!! つらくても逃げはしない!! このグラウンドの土は、ぼくたちのチームの汗と涙の結晶!!
ヒットエンドラン 4巻
“ああ、点差がひらく!!” 舞いあがった犠牲フライの下に、肩をこわした剛が!!いつものように、今日もピンチの連続だけど、野球をやっている時が、みんなといる時が一番好き!!同点、逆転、ぼくたちの合言葉は、ヒット・エンド・ラン!!
ヒットエンドラン 5巻
ぼくたちは、なにがあってもくじけない!! それが、どんなにつらくきびしくとも!! だって、ぼくたちには野球がある!! それに、心のふれあいを大切にする、すばらしい仲間が!! さあ、今日こそきめよう、ヒット・エンド・ラン!!
ヒットエンドラン 6巻
“ランのいない学校、ランのいない野球部、そして、ランのいないグラウンドなんて!!” ランの転校をまえに、別れがたい友が叫ぶ!!さようなら稲葉中、さようなら、ぼくの仲間!!いまランは、涙をぬぐい、新たな決意を胸に一人旅立つ!!
ヒットエンドラン 7巻
どんなにつらくたって、負けはしない!!大好きな野球だから、くやしくたって、決して泣きはしない!!このグラウンドには、ぼくの青春があるんだ!!関中の新しいユニホームと、14の番号を背に、今、ランの気力と闘志が、朝日に燃える!!
ヒットエンドラン 8巻
ぼくは、負けるために練習してきたのじゃない!!この一球に、ぼくのすべてをかけるのだ!!もろくもくずれたエースのかわりに、いま “投手” としてマウンドをふみしめるラン!!さあ、輝く青春の光をあびて、投げろ、気力の続く限り!!
ヒットエンドラン 9巻
太陽みたいに明るくて、白雲みたいにほがらかな “麻野久美子”!!今、ランの胸に広がる五つの文字!!でも、その子・久美子の命が!?一人の少女の残酷な運命を前に、ランがしる初めての愛!!負けるなラン、たとえなにが起ころうと!!
ヒットエンドラン 10巻
勝ちたい!!この試合だけは、どうしても勝ちたい!!ぼく自身のために……そして、病気とたたかっている、あの子・麻野くんのために!!入院中の少女の身を案じながら、かぎりない試練に立ちむかうラン!!走れラン、最後の最後まで!!
ヒットエンドラン 11巻
“そんなことって!!” あんなに明るく、懸命に生きようとした麻野くんが、永遠の別れをつげようとは……限りなくやさし笑顔を残し、短い生涯をとじた少女・麻野久美子!!いまラン、悲しみの涙のかわかぬまま、再び戦いのマウンドへ!!
ヒットエンドラン 12巻
ランが愛し、そして、すべてを打ちこんだ中学野球!!だが、それとはちがう世界が、今、目の前に!!高校入学と共に、一歩、そしてまた一歩、新しい階段を登りはじめた旧稲葉中ナインたち!!さあ、つっ走れ、それぞれの青春をもとめて!!
ヒットエンドラン 13巻
ランがいた!!剛が、初人が、麻呂が……そして、野球にかけた多くの友を、ぼくたちは、忘れはしない!!たとえ、今日輝くことができなくとも、いつか輝く日を信じ、燃えつきるまで戦い抜いた若者たちと、あのヒット・エンド・ランの誓いを!!
愛はネオンの煌めき-あや秀夫名作短編選集-

愛はネオンの煌めき-あや秀夫名作短編選集-

会社ではリストラにあい、妻とは家庭内別居中…。傷ついた中年サラリーマン・泉は、映画館で謎の美女・レイコと出会って以来、彼女の事が頭から離れなくなる。後日、同じ映画館でレイコと偶然の再会。と、同時に、妻が見知らぬ男と手を繋いで歩いているのを目撃し、動揺した勢いからレイコにキスをしてしまう泉。しかし彼女は抵抗しない。冴えない中年サラリーマンと、若く美しいレイコの奇妙な関係が始まった…。人生の岐路で葛藤する様々な男たちを描いた短編集!
魚ならおまかせ

魚ならおまかせ

中古で一台百万円! 前代未聞のパチンコ台、その名も「CRギンギラパラダイス」、略してギンパラ! パチンコ店がこの台を持っているのは、客の預金通帳を持っているのと同じことだ。長時間打っても飽きない多彩なリーチ・アクション、一回継続ながら爆発もあり。俺がパチンコにハマった歴史は、このCRギンパラが出てきた四年の歴史だ――超名機と言われたCRギンギラパラダイスに青春を打ち込んだ男の熱い戦いの日々!?
板金源ちゃん

板金源ちゃん

男一匹丸源晩(つとむ)、モンスターハウスに命かけてます! 丸源晩、通称げんちゃんはパチンコ命の男。独り身で、気にかけてくれるおやっさんが度々お見合いをセッティングしてくれるも、趣味はパチンコですと正直に言ってしまうのでお相手の女性にふられてばかり。しかしいちいちそんなことでめげていられない、げんちゃんは今日もパチンコ「CRモンスターハウス」にすべてを注ぎ込む!
レッツトライ!!~ラグビー(弱)物語~

レッツトライ!!~ラグビー(弱)物語~

明海高校ラグビー部は弱小校で、とある試合では相手校に同情される程だった。その試合を最後に先輩は抜け、助っ人に呼んだ人達にも見放されてしまい…。残った部員は一年生のみで「気の弱いフォワード陣」「前進のできないバックス陣」と、より厳しい状態になっていた。そんな状態でキャプテンになった広己は諦めてはいなかった!まず戦力となる部員の勧誘とマネージャーを募集。そして新たなる明海高校ラグビー部が始動する!!老若男女問わずに空前のラグビーブーム!そんな中ブームに乗り遅れた明海高校ラグビー部の涙と笑いのずっこけ奮闘記!?
One Shot-単発でもいいから-

One Shot-単発でもいいから-

男なら一度は夢見ること、パチンコだけで食っていく…それを叶えるため今日から「俺、パチプロになります!」。休憩時間のたびにパチンコに励む若手サラリーマン・粕谷。ある日パチンコが盛り上がり過ぎて仕事に戻る事が出来ず、遂に粕谷は会社をクビになる。更にその日の夜・彼女から別れを告げられてしまう。仕事と恋人を同時に失った粕谷は、隣の部屋に住むプレイボーイの友人・美馬と共に、パチンコだけで食っていく「パチプロ」を目指す事を決意するのだった…!
ひつじヶ丘高校野球部の奇跡

ひつじヶ丘高校野球部の奇跡

ひつじヶ丘高校、野球部のマネージャー・椎名みさとは、中学までプレイヤーとして野球をやっていた闘志あふれる女の子。だけど、肝心の部員たちや監督は、負け犬根性が染み付いている。そんな中、練習を見ていた転校生・立花に、試しとばかりバットを握らせてみればこれがすごい逸材! 実は立花は、名門・光陵学園の元四番打者だったが、ある事情でクビになったのだという……。作者の本領発揮、泥臭いまでのスポ根青春野球ロマン!
風の伝説

風の伝説

風鷹志(かぜたかし)は15歳、中学3年生。ある日、カツアゲをする不良を返り討ちにしたことで番長グループから目をつけられてしまう! 関わりにならないようにと速攻で帰宅の途中、一人の少女とぶつかり――ボーイ・ミーツ・ガール、彼女の名前は杉野清美(すぎのきよみ)。それ以来、風は常に清美のことを考えてしまうのだった――。その後のこと、父親に高校進学のための貯金を使われてしまった風は、その金のために、番長・麻堂から勧められたケンカトーナメントに出ることを決意するが……? 封印した左拳、あくまでクールな主人公――青春野球マンガの第一人者たる作者が切り開く新たな地平、闘志あふれる青春リング! 学園青春ボクシングロマン!
白球物語

白球物語

昭和19年、夏。野球部の中で一人だけ少年兵に志願しないことで、非国民呼ばわりされ捕手の下田健介は浮いていた。しかし、投手の高幡龍平は病気の母親を置いて出征できない下田の事情を知っていた……(「八月のバッテリー」より)。たかが野球、されど野球。白球に懸ける夢は戦時中でも現在でも何ら変わらない……。過去から現在、野球を通して様々な人間模様を切なくも生き生きと描く、著者の野球マンガの中でも異彩を放つ傑作作品集。
はばたけノブ

はばたけノブ

僕は奥村ノブ。貯金は少ないが悩みは多い中学二年生……今のところ硬派ではないし、かといって軟派というにはあまりにも女の子と縁がなさすぎる、結局まだ中途半端な人間なんだ……。自分の中の漠然としたもの。日常、不安、揺れ動く思春期の独特の空気感を、のんびりとした揺れる筆致で巧みに紡ぎ出す。代表作「ヒット・エンド・ラン」序盤にあった、ありふれていながらも何故か愛おしい、あの日常を野球抜きで描いた青春グラフ。「ヒットエンドラン」と表裏一体の同工異曲ともいうべき作品集。野球漫画以外は珍しい著者の、まごうことなき代表作、ファン必携の一冊!
大地のグラウンド【分冊版】

大地のグラウンド【分冊版】

名門・私立愛晃学園野球部の入部セレクションを受けたものの、辛くも不合格だった大地純(だいちじゅん)。甲子園への夢はきっぱりあきらめ、県立のつぼみ高校に進学することに。入学式の際、野球部の練習を見かける純に、キャプテン猪瀬が話しかける。「入れよ!オレが甲子園につれてってやるぜ!!」その決意に満ちた言葉と、厳しい練習態度に、純は入部を決意する……。作者お得意の高校野球、主役を未経験のキャッチャーに持ってくる、代表作「ヒット・エンド・ラン」以来の学園純粋野球ロマン!