あらすじ

『このマンガがすごい!2016』(宝島社)オンナ編 第10位! FRaUマンガ大賞特別賞受賞! 独身女性を中心にネットで大反響の話題作、第2集! 「“運命の物件”はどこ?」年収250万ちょっと、居酒屋チェーン社員の沼越さんは、理想の物件を買うため、オリンピックを控えた東京でモデルルーム巡りを繰り返す。寂しい夜を救う、たったひとつの“運命の物件”を見つかるのか? あなたの心にじんわりと沁みる、物件をめぐって喜び悲しむ女たちの群像劇。
プリンセスメゾン 1巻

映画化作品『繕い裁つ人』の池辺葵氏、最新作は“住”。女ひとり、たったひとつの“家”さがしは、運命の人を見つけるよりも難しい!? 2015年、日本。女性がひとりで家を買うことは、無謀なのか、堅実なのか。年収200万ちょっとの独身女性・沼越さんが、オリンピックを控えた東京で、理想の家を求めて歩く。twitterなどで大人気の、共感度100%の家さがしストーリー。

プリンセスメゾン 2巻

『このマンガがすごい!2016』(宝島社)オンナ編 第10位! FRaUマンガ大賞特別賞受賞! 独身女性を中心にネットで大反響の話題作、第2集! 「“運命の物件”はどこ?」年収250万ちょっと、居酒屋チェーン社員の沼越さんは、理想の物件を買うため、オリンピックを控えた東京でモデルルーム巡りを繰り返す。寂しい夜を救う、たったひとつの“運命の物件”を見つかるのか? あなたの心にじんわりと沁みる、物件をめぐって喜び悲しむ女たちの群像劇。

プリンセスメゾン(3)

☆☆☆「鉄の心」を持つ女・沼ちゃんの家探しが、実写映像化です!☆☆☆ ○NHK BSプレミアム ○平成28年10月25日~ 毎週火曜 23:15~23:44 オリンピックを控えた現代日本。独身、年収250万円ちょっとの居酒屋の社員・沼ちゃん(25歳)は、“運命の物件”に出会うため、モデルルーム巡りを繰り返す。3集では遂に…!? この地上の何処で、わたしたちは生きたいのか。切実で夢見がちな、「家探し」群像劇。

プリンセスメゾン(4)

大注目!! 大絶賛、NHKドラマ化作品!! 遂に念願のマイホームを手に入れた 沼越 幸(26歳/女独り/年収260万)。けれど、それは茨の道でもあって…? ローン返済、家具の新調など、ともすれば孤独なダークサイドに落ちかねない主人公・沼ちゃんに、ひっそりと手を差し伸べる持家不動産の伊達さんたち。「たとえばシスターみたいにその身を神に捧げるでもなく、誰かと愛し合って命を捧げるでもなく、誰かのために役立つことのまま生きる人を… 神様は祝福するかしら」マイホームを購入する人々の喜びと寂しさを描いた群像劇を交えながら、沼ちゃんは“住宅漫画”の新境地へと向かいます。

プリンセスメゾン(5)

家を買えば幸せになれますか? 念願のマンション購入を達成し、インテリアなどにも目を向ける主人公・沼ちゃん。沼ちゃんの新しいステージを待ち受けるのは…!? 目的を達成した後も、人生は続く。話題の住宅漫画、最新第5巻。

プリンセスメゾン(6)

年収250万。女性達の住宅漫画、最終巻。過去の愛情、今の生活、これからの生き方。私たちの家=人生は、語っても語りきれない。だから、沼ちゃんと一緒に生きよう。大人気、年収250万円の独身女性の住宅漫画、遂に完結です…!!! 主人公・沼ちゃんを始めとして、要さん、亜久津さん、伊達さん… みんなの人生が交差し、またその先へと続いていく、感動のグランドフィナーレです。

プリンセスメゾン

まず、絵で殺され、そして泣く。不思議な漫画

プリンセスメゾン 池辺葵
みこチャン
みこチャン

手にとる時、「表紙がかわいくてオシャレだな」というだけの理由をもちレジに持って行った。家に帰り珈琲なんぞを啜りながらシャレオツな漫画を嗜む私カコイイむき出しで読みだしたのだが、気づけば珈琲はいつの間にか冷めていたし、組んでいた足は解かれてあぐらをかいていたし、私の中のシャレオツな漫画を嗜むカコイイ私は死んでいた。 プリンセスメゾン。 家を買いたい女の子の話。だけじゃ、なかった。 これは作者の気まぐれですか?ってほど、ふ、とした拍子に「閑話休題!沼越ちゃん以外の女性の生活を垣間見てみよっか!」という回がたびたびあるんだが、私はその回のどれだったか今やわからないが、 女性が朝おきて、夜、ベッドで眠る。 というだけの描写にしか思えない回で、なぜか泣いてしまった。 なにがそんなに感動的だったのやら、言語化するには能力が足りないだけかもしれないが、とにかく 絵で殺され、そして泣いたのだ。 じわ、と滲むようにそれは広がり、幸せと寂しさのはざまにゆれるような、そういう不思議なきもちをくれた。 かなり売れて、確か実写化とかしてたけど、これは漫画、静止画でないと、そしてこの絵柄でなければ、出せないものが絶対にある、と思う。 池辺葵は他作品もステキに滲む作品ばかりなので、プリンセスメゾン以外もおすすめです。