あらすじ姉を裏切った全ての者を断罪すると決意したミアは、王侯貴族が集う場で第二王子ユリウスの罪を暴いた。政治の混乱が収束し、国を挙げて“魔界”接近に備えるも、押し寄せる魔物の大群を前に戦況が悪化。ミアは聖女の使命を果たすため、命を賭して戦い、もはやその力は限界を迎えつつあった……。一方、“大破邪魔法陣”拡大の失敗を受け、フィリアはただ一つの強い想いを胸に祖国へ馬を走らせる。「絶対に助ける。私はあなたの姉なんだから」 迫る運命の時、姉妹の絆は奇跡を起こすのか――!? 笑わない聖女が売られた先で心を開き、笑顔を咲かせる奇跡のファンタジー、第六幕!
婚約者の第二王子どころか、両親までも主人公に対する扱いがひどかったので、妹もひどい奴では…と疑ってしまった。 すごく良い子だった。 この両親、この家庭環境でどうして!と言いたくなるほど、優しく、思いやりのある良い子だった。 作中の言い方を借りれば「光」。 玉にキズは、姉に関すること(姉はだいたいひどい目にあっている)になると、穏やかさを失うこと。 姉推しの妹。そして若干ヤンデレ。 主人公の姉は、スパルタ教育と努力の末、「歴代最高の聖女」になった人。 がんばればがんばるほど邪険にされる、ひどい環境のなかでも妹の存在が心の支えになっている。 ほとんど一緒に過ごしていないのに、お互いを思いやる気持ちは他の人と比べ物にならない。 なので、この漫画の最初の見どころは隣国に売られた前後のシーンだと思う。 子を売る親、婚約者を売る第二王子、絶望するなか誰にも連絡を取らせてもらえない姉、何も知らされないまま姉と離れ離れになってしまう妹。 さらにまだ追加でひどい要素はあるのだけど、それは本編にてご確認ください。 隣国での待遇が出身国より良いという、よくありそうな展開なのだけど、隣国は隣国でなにやら事情がありそうで… 思わず最新刊まで一気に読んでしまった。 チートのような主人公のシンデレラストーリーといっていいのかな。おもしろいです。