あらすじ聖女フィリアは「歴代最高」と評されるも、完璧さ故に自国では疎まれ、莫大な金を対価に隣国へ売られてしまう。しかし、そこで待っていたのは予想外の大歓迎だった。隣国パルナコルタの人々の温かさに触れていく中で、少しずつ新しい感情を芽生えさせていくフィリア。そんな中、数百年ぶりに“魔界”が地上に接近し、魔物が急増していることをいち早く察知。迫り来る大きな脅威を前に、彼女は―― 「パルナコルタの聖女として、人々を守りたい」 超難度の古代術式である“大破邪魔法陣”を提案するが…!? 笑わない聖女が売られた先で心を開き、笑顔を咲かせる奇跡のファンタジー、第二幕!
婚約者の第二王子どころか、両親までも主人公に対する扱いがひどかったので、妹もひどい奴では…と疑ってしまった。 すごく良い子だった。 この両親、この家庭環境でどうして!と言いたくなるほど、優しく、思いやりのある良い子だった。 作中の言い方を借りれば「光」。 玉にキズは、姉に関すること(姉はだいたいひどい目にあっている)になると、穏やかさを失うこと。 姉推しの妹。そして若干ヤンデレ。 主人公の姉は、スパルタ教育と努力の末、「歴代最高の聖女」になった人。 がんばればがんばるほど邪険にされる、ひどい環境のなかでも妹の存在が心の支えになっている。 ほとんど一緒に過ごしていないのに、お互いを思いやる気持ちは他の人と比べ物にならない。 なので、この漫画の最初の見どころは隣国に売られた前後のシーンだと思う。 子を売る親、婚約者を売る第二王子、絶望するなか誰にも連絡を取らせてもらえない姉、何も知らされないまま姉と離れ離れになってしまう妹。 さらにまだ追加でひどい要素はあるのだけど、それは本編にてご確認ください。 隣国での待遇が出身国より良いという、よくありそうな展開なのだけど、隣国は隣国でなにやら事情がありそうで… 思わず最新刊まで一気に読んでしまった。 チートのような主人公のシンデレラストーリーといっていいのかな。おもしろいです。