あらすじ「今も俺の母親みたいな女、ネットの玩具にして配信してる。目障りなんで殺してください」高校生・樹は、雪国の古民家での無口な祖父との素朴な日常をネット配信して人気を博していた。そんな彼が稼いだ1千万円をかけて、呪いを依頼した相手は同じ配信者。樹が3歳の頃、アイドルになる夢を追って上京した母は、芸能活動が振るわず、年齢を偽って配信の世界へ身を投じた。その後、ライブ配信で実年齢をバラされて、ODで死亡。母を嘲弄した挙句、死に追いやった男に憎悪を燃やす樹に終(おわる)は…!?
この作品は依頼を受けた人物の抱える恨みを晴らす"呪い屋"として暗躍する謎の少年・終君を描く作品です。 1巻で登場する依頼人は担任教師がシングルマザーである母親と付き合っていること知った男の子や娘がSNSで知り合った男に殺された父親など。 そんな彼らの依頼を受け、終君が時に自らの身体を犠牲にしてまで相手への呪いを実行していく様子を描く作品です。 あどけない見た目の終君が実行する呪いの恐ろしさのギャップ、そして呪いを依頼した人たちの辿ることになるヒューマンドラマが魅力的な作品です。 1巻まで読了