【2021年後期・第80回ちばてつや賞一般部門】奨励賞受賞作品
僕の“神様”が死んだ――いじめによる不登校の少年・福田の救いは配信者アマニの実況を視ることだけ。だけど、その人が配信中に死んでしまった…世界に絶望した少年はカースト上位のクラスメイト音羽と、アマニを求めて聖地巡礼の旅に出る…最後、殉教者となるために。苦しくも生々しい感情むき出しの青春ドラマ!
見えてはいけないものを、引き寄せてしまう黒桐まこと。オカルト人生を送る彼の日常が、動き出す! 新感覚のボーイミーツガールをお楽しみに!(週刊少年サンデー2023年16号)
【アフタヌーン四季賞2024冬 四季賞】いじめられっ子の中学生・さやかは、「ずっと友だち」だと誓い合った幼馴染のあゆちゃんに避けられている。寂しい日々を過ごしていたある日。「殺した相手が幽霊となって後ろについてくる」という噂を耳にした…。少女の危うくて鮮烈な衝動に満ちた、渾身の一作。
親戚のお姉ちゃんが、突然家にやってきた。 このことを、他の人には話しては行けないと親はいう。 お姉ちゃんの登場を境に、主人公の男の子の生活は大きく変わり始める。 そんなあらすじです。 詳細としては、学校の授業で、「中国では一人っ子政策を行っています」と習った政策について、実情の一部を描いた漫画です。 とはいえ、学校の授業で習ったときも「農村部では二人でもOKで、都会だけ一人だった」とか「それでも産む人はいた」とか、いろいろ聞いた気がするものの、よく覚えていないので調べてみたら、広大な中国ではケースバイケースが多いと判明しさらにわからなくなってきたので、「実情の一部」と書きました。 どうやら、制度的には二人目を産めなくはないけど、産んだとバレたら夫婦の給料がカット(税金が増える)されたり、病院やらなんやらでの費用が増えたり、産んだと公に知られた場合の不利益がものすごかったようで、それで一人だけということだったみたいです。 作中でも、大人がひそひそ話し合っているシーンが出てきます。 さらに地域や年代でも、いろいろ条件が変わるようです。 作中のように、20年近く前の都市部だと、厳しかったのでしょうか。 表面的な理解をするのも少し大変なのですが、皆幸あれ!と思わず願ってしまう漫画です。