掲載誌情報週刊少年サンデー小学館2024/11/13魔王城でおやすみ/葬送のフリーレン/龍と苺/名探偵コナン/古見さんは、コミュ症です。/まじっく快斗/レッドブルー/トニカクカワイイ/MAO/舞妓さんちのまかないさん/MAJOR 2nd/あおざくら 防衛大学校物語/尾守つみきと奇日常。/タタリ/写らナイんです/みずぽろ/テノゲカ/帝乃三姉妹は案外、チョロい。/シブヤニアファミリー/古々路ひめるの全秘密/名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)/ロッカロック/百瀬アキラの初恋破綻中。/界変の魔法使い/廻天のアルバス/ストランド/イチカバチカ/時間割の外/ハローワークモンスターズ/錬金術師の住む武器屋/十勝ひとりぼっち農園/アド アストラ ペル アスペラ/
作品情報著者佐伯一arrow_forward_iosカテゴリ少年マンガarrow_forward_ios出版社小学館arrow_forward_iosレーベル週刊少年サンデーarrow_forward_ios掲載誌週刊少年サンデーarrow_forward_ios
扉絵がすごくよくて本編読む前に過去作2つ読んでから読みました。 ◇ ◇ ◇ 2020年に第87回小学館新人コミック大賞〈少年部門〉佳作 「パラダイムシフト」 https://shincomi.shogakukan.co.jp/winner/87/ 少年サンデーS 2021年11/1号(2021年9月25日発売) 掲載 「兄貴が嫌い」 ◇ ◇ ◇ 作品を重ねるごとにストーリーが少年マンガらしくわかりやすく面白くなっていってるな〜という感想。 全部じわ〜〜っという感じの読後感で、「少年マンガの絵柄で少女マンガみたいに丁寧に感情の移り変わりを描いたマンガ」という印象です。 エンターテイメント的な面白さは控えめで、大人っぽい作品というか小説みたいな感じというか……「人間関係と心の機微をただただ描写するのがメインで、そこに少年マンガ的なエンターテイメントな要素が添えられている」という、少年マンガとしては珍しいタイプの気がします。 インパクトのあるショッキングな展開で惹きつける癖の強い少年マンガが増えてきている中で、この「じわ〜〜っ」という文学的な作風は差別化出来てて強みになるんじゃないでしょうか。 逆に言うと最近の人気マンガに多い巧妙な伏線とか意表を突く展開とかそういうのはないので、それを期待してよむと肩透かしかも。(このお話もマンガがちゃんとキーアイテムになってる感じがしないし……) とにかく、今後どんな作品を描かれるのか楽しみです。