あらすじ

曹操の没後、孔明を倒し名を上げ魏の権力を掌握する仲達。その亡き後も息子の司馬師、司馬昭が国政に当たる。そして劉備や孔明たち亡き後、蜀に新たなる英雄・姜維が立つ!呉の孫権の訃報を契機に、呉に攻め入る魏の司馬昭。これに対し呉の諸葛恪は蜀との同盟を画策する。この申し出に対し、孔明の遺志を受け継ぎ、蜀の天下統一を目指す姜維はどう動く!
三国志 完結編 1 連弩の法

蜀の知将・諸葛亮孔明が五丈原に没した後、魏、呉、蜀の三国はただの一度も戦を交えることなく一年が過ぎようとしてきた。魏王・曹叡が享楽に浸り贅を尽くした宮殿作りに興じる中、遼東の太守・公孫淵が燕王と称し叛旗を翻した!それに対し司馬懿仲達は僅か4万の騎歩で迎え撃つ!

三国志 完結編 2 南安の戦い

曹操の没後、孔明を倒し名を上げ魏の権力を掌握する仲達。その亡き後も息子の司馬師、司馬昭が国政に当たる。そして劉備や孔明たち亡き後、蜀に新たなる英雄・姜維が立つ!呉の孫権の訃報を契機に、呉に攻め入る魏の司馬昭。これに対し呉の諸葛恪は蜀との同盟を画策する。この申し出に対し、孔明の遺志を受け継ぎ、蜀の天下統一を目指す姜維はどう動く!

三国志 完結編 3 三国の滅亡

蜀による天下統一を夢見て幾度も北伐を試みるが、目的を達するに至らない姜維。帝をもすげ替えて魏の権力を手中に収めた司馬昭に対し、部下の諸葛誕が呉の孫チンと手を結び叛乱を起こす!これに乗じて軍を起こす姜維、しかし酒色に溺れ国事をないがしろにする蜀王・劉禅は、宦官の甘言に惑わされ次第に姜維と乖離していく。そしてやはり愚帝により衰退していく呉。今ここに英雄たちが興した三国時代が終焉のときを迎えつつあった。