ある日、海岸を散歩していたおじいさんと愛犬のフジオが見つけたのは、なんと人魚の赤ちゃんでした。アキちゃんと名付けたものの、奥さんを早くに亡くして子供のいなかったおじいさんには、子育てのことは何にもわかりません。しかも相手は人魚の赤ちゃん! 何を食べさせたらいいのか、人魚の生態なんてわからん! そんなおじいさんの悪戦苦闘、孤軍奮闘の人魚の子育てが始まります!!
ある日、海岸を散歩していたおじいさんと愛犬のフジオが見つけたのは、なんと人魚の赤ちゃんでした。アキちゃんと名付けたものの、奥さんを早くに亡くして子供のいなかったおじいさんには、子育てのことは何にもわかりません。しかも相手は人魚の赤ちゃん! 何を食べさせたらいいのか、人魚の生態なんてわからん! そんなおじいさんの悪戦苦闘、孤軍奮闘の人魚の子育てが始まります!!
地表のおよそ70パーセントを覆う海。そこには人間がまだ知らない世界が存在しているーー。海面から数千メートル潜った、海の底にある国。人魚のジョーはそこで穏やかに暮らしていた。しかしある日、親友のリュウが掟破りの罪で投獄されてしまう。彼女が破ったのは「人間に存在を知られてはいけない」という掟。なぜ? そして相手の人間とは? 親友を救うべく、ジョーの恋そして冒険が幕を開ける!『ストラヴァガンツァ -異彩の姫-』の作者・冨明仁が贈る“21世紀版『人魚姫』”。美しい海と、そこに棲む生物たちを華麗な筆致で描き出す!
「ごめんね鰹男。いいお味です――!!」心優しい人魚姫がハマった禁断の味。それは愛する“お友達”!! ホラーなのかギャグなのか!? 空前絶後の読後感!! 飽和し過ぎたグルメマンガ界に突如として現れた超新星・エラ姫さまの“友食い”グルメ★
スマホのアシスタントAIとの小旅行を楽しむ「スマートアシスタント」、人間の足を作る手術の為にバイトする人魚の「渚」シリーズなど、出会いと別れと、出会いを描いた短編たちに20ページ以上の描き下ろしをくわえて待望のコミックス化。
地球温暖化に端を発したオゾンホールの増大によって、地表に強い紫外線が降り注ぎ人類は地上に住むことができなくなってしまった。北極と南極を覆っていた氷が全て溶け、地上の大半を水没させてしまう。地上に住めなくなった人類は生活圏を海中に求め、かつての地上の環境を作り人間のままの暮らしを行う者と魚類のDNAを取り込んだ新しい人類・水棲半魚人の2つに分かれる。水棲半魚人たちは、広大な海そのものが生活スペースとなるため増え続け、かつ巨大化していった。やがて、海底都市生活者をも襲うようになり、海中の2つの人類はお互いを理解し合うことなく殺し合う。西暦2071年、海底都マリ・ラメールでは、水棲半魚人に対抗するべく海底都市生活者が大型潜航艇・サラーキアの開発に成功する。潜航艇という名を冠してはいるものの、それは巨大ロボット兵器に近かった。ラメール少年隊の水城潮と結木マリンは、実戦訓練を兼ねた初の戦闘に臨むのだが……。永井豪が「新しいロボットもの」として構想した『サラーキア-我が白銀のマーメイド-』がいよいよ電子書籍として登場!!
下吉田本郷先生の代表作といえば「万福児」ですね。このイメージがとても強いので「アキンボー」を手に取った時も、ほのぼのギャグ漫画なのかな〜?と思っていましたが、最終的に私の心の名作10選に選ばせて頂きました。 詳しく説明すると、妻に先立たれて海辺の家に犬と二人で暮らしていた元大工のじーちゃんが人魚の赤ん坊のアキちゃんを拾って育てる話なので、ほのぼの育児ギャグ漫画といっても間違いではないです。小さい頃のアキちゃんのふてぶてしさは万福児の福志にも似ているし、そんなアキちゃんとじーちゃんと犬のフジオのやり取りはめちゃくちゃ面白いです。しかしこの物語は赤ん坊だったアキちゃんが中学生になるまで続きます。じーちゃんにはアキちゃんを人魚として育てるべきか人間の女の子として育てるべきかという葛藤が生まれたり、アキちゃんも成長して外の世界が見てみたくなり学校に行ったら初めてじーちゃん以外の人間との出会いがあったり、色々あるんだよ………。 最後まで読むと、こんなに立派に育てたじーちゃんは偉いし、アキちゃんがいつまでも幸せでいられるように願わずにはいられない。すごくいい漫画なんです。