あらすじ「京都に行く」たった一言を残し、藤野は恋人・富樫の前から日本画家・豊川の元へ去って行った。その時初めて、彼を心から愛していたことに気付く富樫。さらに豊川の作品《岐路》は、その高い芸術性で富樫を打ちのめした。だが、作品を前に富樫は誓う。「こいつに勝たなきゃ藤野は取り戻せない」と…。画家を志す青年達の熱い恋と成長物語。前巻「テンペラ風狂伝」を富樫の視点から語らせた、逆転(リバーシブル)小説。人気シリーズ第2弾!※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。