あらすじ

癌と闘病する妻を、見守ることしかできない夫――。「今度だけは、どうしても産みたい」。出水(いずみ)の強い願望に押される形で、子宮頸癌をしばらく放置することに同意した十一(じゅういち)。自分にできることは、ただ待つことだけ。出水の決断に迷った十一だったが、いつか自分たちが本当の家族になれることを信じ、精一杯の応援をする。痛々しいほどお互いを思い合った2人。迫りくる時を目の前にして、2人が見つけた答えとは……!?