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子宮頸癌を告げられた、妊娠中の妻――。お互いに深い心の傷を抱えながらも、まるで引き合うようにして出会った十一(じゅういち)と出水(いずみ)。新しい家族・陽子(ようこ)との出会い、そして出水の妊娠。このままゆっくりと、絆を深めて行ける。そう思っていた矢先、突然出水を襲った子宮頸癌。自らの暗い過去が原因だと、自分を責め続ける出水。胎児はそれとは無関係に、順調に成長して行く……。家族の闘いは、まだ始まったばかりだった――!!
癌と闘病する妻を、見守ることしかできない夫――。「今度だけは、どうしても産みたい」。出水(いずみ)の強い願望に押される形で、子宮頸癌をしばらく放置することに同意した十一(じゅういち)。自分にできることは、ただ待つことだけ。出水の決断に迷った十一だったが、いつか自分たちが本当の家族になれることを信じ、精一杯の応援をする。痛々しいほどお互いを思い合った2人。迫りくる時を目の前にして、2人が見つけた答えとは……!?