あらすじ

遺産相続専門の探偵・灰江のもとには絶えず依頼が舞い込んでくる。歴史ある鎌倉の実家の相続を巡って兄に不信感を抱いた妹からの依頼や、500万円を貸した恩師が亡くなり、その息子達が相続放棄を匂わせてきて、困り果てたプログラマーからの依頼などなど…。その鋭い嗅覚で、灰江は今日も仲間達とトラブル解決に奔走する!前代未聞の相続ミステリ、第2巻!!
相続探偵 1巻
人の数だけ相続があり、相続の数だけ事件がある。今日もまた大御所ミステリ作家の葬儀の場で、遺産をめぐる熾烈な「争族」が始まった。葬儀の場で上映されたビデオ遺言をきっかけに、作家の三人娘VS.秘書の仁義なき戦いのゴングが鳴ったのだ。そんなきな臭い匂いにつられてやってきた一人の探偵、名は灰江七生(ハイエナオ)。相続にまつわるトラブル専門の探偵だという灰江は、ハイエナの如き嗅覚で、作家が遺した「遺言」の秘密を暴き出すーー! 前代未聞の相続ミステリ、ここに開幕!
相続探偵 2巻
遺産相続専門の探偵・灰江のもとには絶えず依頼が舞い込んでくる。歴史ある鎌倉の実家の相続を巡って兄に不信感を抱いた妹からの依頼や、500万円を貸した恩師が亡くなり、その息子達が相続放棄を匂わせてきて、困り果てたプログラマーからの依頼などなど…。その鋭い嗅覚で、灰江は今日も仲間達とトラブル解決に奔走する!前代未聞の相続ミステリ、第2巻!!
相続探偵 3巻
遺産相続専門の探偵・灰江のもとに集まる有能でちょっぴりクセ強めな仲間たち。元医大生の令子に、元・科捜研エースの朝永。時には違法スレスレ(?)な調査をしながら今日も事件を解決する! 男たちの遺産を絡め取る悪徳後妻業の女や将棋道具店の店主が遺した遺言書にまつわる謎…。難敵だらけの相続事件にハイエ達は立ち向かう!前代未聞の相続ミステリ、第3巻――!!
相続探偵 4巻
遺産相続専門の探偵・灰江のもとには絶えず依頼が舞い込んでくる。その鋭い嗅覚で、灰江は今日も仲間達とトラブル解決に奔走する!前代未聞の相続ミステリ、第4巻!!
相続探偵 5巻
遺産相続専門の訳アリ探偵・灰江(ハイエ)。そこに相続、もとい“争族”の匂いがすれば東へ西へ日本各地を飛び回る。前代未聞の相続ミステリ、第5巻!!
相続探偵 6巻
遺産相続を専門とする探偵、灰江(ハイエ)。飄々とした風体ながらも、元弁護士の知識と実力で 今日も様々な相続問題を解決していく。前代未聞の相続ミステリ、第6巻!!
相続探偵 7巻
相続トラブルがあればこの男に。遺産相続専門の探偵、灰江七生。その嗅覚はハイエナの如く、事件の真実を嗅ぎ分ける。ついに灰江の隠された過去が明らかになるーー。前代未聞の相続ミステリ、堂々の最終巻!!
天を射る

天を射る

“江戸のオリンピック”で天下一を射止めよ 京都「三十三間堂」本堂軒下。全長約120mを端から端まで、矢を何本通せるか―― 「通し矢」は藩と藩の面子を懸けた“江戸のオリンピック”。これは「堂射(どうしゃ)」とも呼ばれた弓術競技で 天下一を目指した若者達の青春の物語―― 主人公の勘左(星野勘左衛門:ほしのかんざえもん)は 尾張藩貧乏武士の三男坊。長兄・次兄に比べて取り柄のない勘左は、「堂射で天下一を成し遂げれば 立身出世も思いのまま」と言われても、「自分の夢」とは無縁だと思っていた。ある日、「運命の出会い」が起こるまでは―― 勝てば天下無双、負ければ切腹覚悟。「志と勇気」の物語が幕を開ける! テレビドラマ『SPEC』『ダブル・キッチン』の大ヒット脚本家、西荻弓絵氏×迫力満点の画力俊英、飛松良輔氏の強力タッグでおくる成り上がり譚!
月の上でダンス

月の上でダンス

月で地球で、踊り手が舞う時代――。 ある日、月のダンススタジオで働く“リク”の元へ、快活な地球からの旅行者“皆月ライラ”がお客として訪れる。 “旅するダンサー”と自らを称し、熟達した技量を持つ彼女。ひたむきに練習するその姿に感心するリク。彼は元ダンサーである自身のことを、そして踊らなくなった理由を徐々に思い返すこととなり…。
凪を殺す

凪を殺す

自分を見てくれない、母親と二人暮らしをする中村静(なかむらしずか)。 彼は咄嗟に沸いた激情に任せナイフを彼女に突きつけ、狂気に駆られ追い立てる。 しかし静が母親を傷つけようとした瞬間、 どこからともなく現れた青年、日野優太(ひのゆうた)にその手を止められる。 呆然と立ち尽くす静はいつの間にかそのペースにまんまとつられ、 何故か彼の“旅”へと同行することとなり…。 歪な二人の関係、旅の先には何が待っているのか――。