あらすじ

この気持ちが、音で伝わればいいのにと思ってた――…。「ともだち」としてではなく好きなんだ、となのはに伝えたさくら。その想いに触れて、なのはもまたさくらを意識し始める。少しずつお互いの距離を縮めていく二人だったが、コンクールを前にさくらは大きな壁にぶつかることになる…。焦がれる程の恋心、そして音楽を愛する情熱。そのどちらかを選ばなければならなくなった時、二人の少女の決断は…!?儚くも力強い青春の旋律。感動の最終巻!!
悪戯ちょうちょ 1
好きな物はピアノ。それと…あの子。凛々しい容姿とは裏腹に情熱的な内面を持つさくら。ピアノにかける激しすぎる熱意を胸に、伝統ある音楽の名門女子校へ進学。そこには、さくらが幼少期から「特別な想い」を抱く幼馴染、なのはもいた。音楽を通じ深まっていく2人の絆、同時に焦がれる程に強くなるさくらの想い。儚く、そして切な過ぎる恋心とピアノへの情熱が今溢れ出す――。音楽の園で2人の少女が奏でる幻想的で情熱的な「究極の片想い」物語。
悪戯ちょうちょ 2
なのは、大好きだよ。「ともだち」じゃない、大好きなの――…。音楽女子校に通うさくらとなのはは、毎年行われる学内コンクールに1年生で異例の出場を決めた。コンクールに向け練習を積むはずが、さくらに新しくついた講師・奏美からは「気持ちを押し付けすぎ」と厳しく指摘される。一方なのはは、周りからのプレッシャーに耐え切れず歌が歌えなくなってしまう。そんななのはを見てさくらは、ピアノへの情熱となのはへの恋心を胸に、何を想い伝えるのか。儚くも力強い、青春の旋律第2巻!
悪戯ちょうちょ 3
この気持ちが、音で伝わればいいのにと思ってた――…。「ともだち」としてではなく好きなんだ、となのはに伝えたさくら。その想いに触れて、なのはもまたさくらを意識し始める。少しずつお互いの距離を縮めていく二人だったが、コンクールを前にさくらは大きな壁にぶつかることになる…。焦がれる程の恋心、そして音楽を愛する情熱。そのどちらかを選ばなければならなくなった時、二人の少女の決断は…!?儚くも力強い青春の旋律。感動の最終巻!!
恋の呪文 ラブラブカタブラ

恋の呪文 ラブラブカタブラ

津田内ほずみは身の内に巨大な力を封じている。ストッパーである眼鏡をはずせば、力がその身から溢れてしまう。感情を乱しては、暴走する力を御せない。恋をしては、自分自身を見失ってしまう……。力の暴走を防ぐため感情を表に出せず、氷壁と渾名される津田内だが、クラスメイト・蒼井凛子と接するうちに彼女に心を乱されるようになり……。恋をすれば誰もがみんな臆病になる。綾瀬マナが恋をしている人に贈る、マジカル・ラブストーリー。
がっかり観光地と呪いの投網

がっかり観光地と呪いの投網

ここは「幽霊が見える」不思議スポット、かつかり村。幽霊見たさに観光客が訪れるが、みんな「がっかり」してしまうという!?なぜならここにいる幽霊たちは、明るくてハイテンションで、恐怖感ゼロなのだ。是光さんの職場は、そんな「がっかり観光地」の観光センター。のんきな所長とケセラセラな幽霊たちに、振り回されて今日もぐったり。おまけに「幽霊アレルギー」だというイケメン霊媒師も現れて……!?
眠れ、神の子供たち

眠れ、神の子供たち

鳴滝が気がつくと、そこは天国行きの列車の中。車掌はもちろん、天使。川で溺れた親友・湯浅を助けるために飛び込んだが、そのまま命を落としたらしい。親友が助かりさえすれば、それも報われるかと思ったが、湯浅は地獄行きの列車に乗車していた!罪状は自殺。いじめを苦にしていたという。親友の自分さえ知らなかった事実に愕然とするが、最期にもう一度、湯浅に会いたい。天国行き列車を乗っ取る鳴滝だが……。