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物語の舞台は16世紀ヨーロッパ。 領主のヴィルヘルム5世に仕える医師・ヨーハン・ヴァイヤーは、狼の姿になって人間襲う“人狼”が現れたという町に派遣される。 そこで彼は自身の医学の知識と当時の宗教観に囚われない分析眼で人狼の正体を見極めようとする、というのが導入のエピソードとなる作品。 16世紀のヨーロッパに実在し、魔女裁判に反対した最初期の人物として知られる医師・ヨーハンの生涯を描く物語。 作中では魔女を筆頭に人狼や悪魔など、人々を恐怖に陥れる者たちの存在が仄めかされる。 それに対しヨーハンは、それら未知の存在は医学で説明することが可能だというスタンスをとり、その上で「無知こそが恐怖の根源であり、知ることをためらってはいけない」という師の教えに従い、"魔女"とされてしまった人々を医療の力で救うために奔走する。 なのでこの作品は決してファンタジーではなく、自らの信じる道に従い人々のために奮闘するヨーハンの戦いの記録である。 また、ヨーハンの行っている治療は当時の倫理観で見るならば異端であるが、現在の医療の知識を持ってこの作品を読むと作中のヨーハンすらも辿り着いていない事実が見えてくる。 この「当時の人々の視点」「主人公の視点」に加え「現代にいる読者の視点」によって見え方が異なる、そういう意味ではこの作品はもはや"歴史"そのものを描いているのかもしれない、そういう感覚を覚える作品。 上中下巻読了
sogor25
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タイトル
本文
魔女をまもる。
魔女をまもる。
槇えびし
槇えびし
あらすじ
16世紀、数万人が迫害を受けて死んだ“魔女狩り”。その狂気の時代に魔女と断罪された人々に寄り添い、医療の力で救おうとしたひとりの医師がいた──。精神医学の先駆者でもある実在した医師、ヨーハン・ヴァイヤーを描いた歴史ドラマがついに書籍化!
魔女をまもる。(上)
16世紀、数万人が迫害を受けて死んだ“魔女狩り”。その狂気の時代に魔女と断罪された人々に寄り添い、医療の力で救おうとしたひとりの医師がいた──。精神医学の先駆者でもある実在した医師、ヨーハン・ヴァイヤーを描いた歴史ドラマがついに書籍化!
魔女をまもる。(中)
人を助けるためならば、教会との対立もいとわない師匠アグリッパの強い姿勢に心を打たれたヴァイヤーは医師として独り立ちをしていた。ある日、毒死した女性を検視していたところ水差しの底に「悪魔の印章」を発見する。これは悪魔の仕業なのか!?
魔女をまもる。(下)
公爵の命令で、人狼騒ぎを収めるために村に派遣された医師・ヴァイヤーと騎士のゲルハルト。悪魔の恐怖に怯えた村人たちは発狂し、暴力ざたを起こす中、そこに分け入ったヴァイヤーは「人狼を救いに来た」と村人たちに告げるのだが……。
魔女をまもる。番外編
『このマンガがすごい!2022』オンナ編14位にランクインした16世紀に実在した医師を描いた歴史漫画『魔女をまもる。』の番外編が登場!医師アグリッパの元で修業する少年ヨーハン・ヴァイヤーは、子供の頃に魔女の疑いをかけられ、斬首された友人のトラウマから抜け出せずにいた。ある日、アグリッパとともに港町を訪れたヴァイヤーはある少年と出会う。彼は病身を押して、どこかへ急いでいた。「方舟に乗る」という言葉を呟きながら……。番外編の他、『魔女をまもる。』全3巻のキャラクター設定からプロット、背景作画、装丁デザインの詳細に至るまでを公開!さらにすべてのカラー原稿を余すところなく収録した超豪華エディション!!
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天地明察

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