あらすじ1972年1月、日本に革命を起こすために山岳ベースに集結した赤色連盟のメンバーたち。しかしそこで展開されたのは『総括』と称した自己批判、相互批判の応酬だった。それはやがて援助としての暴力・リンチへとエスカレートし、数日のうちに6人の死者を出してしまう。それでも上層部による暴力的総括要求の嵐はとどまるところを知らず、幹部だった安達(あだち)には明確な“死刑”の宣告がくだる。そして総括は新たな段階に突入する…。