あらすじ「グンマの穴」に落とされた神月と一矢が目を覚ますと、そこは血まみれの死体が転がる老朽化したバスルームだった。と、その時モニターにトチギのスパイが映し出され、二人が落ちた穴は実は「トチギの穴」だったことが知らされる。これからトチギに忠実な徒となるための訓練をするとのことだが・・・?
チバ県からグンマ県に引っ越してきた高校生が、恐るべきグンマの真実を知っていく物語です。 転校初日からグンマ文化の洗礼の数々が待ち受けています。 開かなくなる電車の扉、ヤンキー率の増加、からっ風のせいで自転車が進まないなどなど。 小学校のころにグンマに転校していった友達はグンマ漬けになって体質も変化し、今では水沢うどんを操って空中を飛ぶことが出来る能力者になっていたり、JKJという怪しい集団が登場したり、トチギとは交戦中という設定だったり、スケールのデカい嘘がたまらなく面白い。 かと思えば、上毛カルタ(聖典)のようなローカル知識をしっかりと取り上げていたり、グンマのPRにも一役買っています。 とにかく、グンマすごい!と思いました。