あらすじ友達の飴屋から「殺されるかもしれねぇ」という相談を受けた父上。話を聞いてみると、毎晩首を絞められる夢を見て気味が悪いので、しばらく家に泊めて欲しいとのこと。嫌がる父上だったが「化けてでてやる」という飴屋の一言で、しぶしぶその申し出を了承したのだった。そして迎えた夜半過ぎ、苦しみ始めた飴屋の首スジにはなんと…!?(第1話)元気な男の子、栗太郎、犬の栗之助、優しい父上…三人の家族の心暖まる物語、第14巻!
父と息子・栗太郎と栗之助(犬)の3人家族が繰り広げる生活を描いたほのぼのとした時代劇です。貧しくともプライドを持って生きようとする父と、父親想いの栗太郎と、マスコット的な存在の栗之助(犬)を中心に、ユーモアを交えながらも、心あたたまる展開が、わずかなページ数で表現されていて、読後には必ず心地よい余韻を残してくれます。中京新聞(東京新聞)で4コマ版「おーい栗之助」という連載もやってました。こちらも本編と同じくらい良い漫画でしたが、ちゃんとした単行本は出ていないようで、現在入手することは難しいです。図書館などで新聞のバックナンバーを読むか、「おーい栗之助 春、ほのぼの (My First Big SPECIAL)」という廉価版コミックを手に入れるしかなさそうです。