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あらすじ

独特な手法で描く注目作家の最新短篇集! 「墨と水と主に爪楊枝」唯一無二の手法で漫画を描く注目作家、森泉岳土。幻想的で不可思議な愛の世界―― ビッグコミックオリジナル増刊に掲載された「冬の偶有的神秘エトセトラ」を含む、近年描いた珠玉の読み切り作品10編を収録!! <収録作品> 最後のフェリー リングワンデルング タゴールの「妖精」 片岡義男の「彼女のリアリズムが輝く」 夏の夜のけものfeat.けもの Two shades of summer 毒 『ランバーロール』 ムルの顔 爪のようなもの 冬の偶有的神秘エトセトラ
爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇
独特な手法で描く注目作家の最新短篇集! 「墨と水と主に爪楊枝」唯一無二の手法で漫画を描く注目作家、森泉岳土。幻想的で不可思議な愛の世界―― ビッグコミックオリジナル増刊に掲載された「冬の偶有的神秘エトセトラ」を含む、近年描いた珠玉の読み切り作品10編を収録!! <収録作品> 最後のフェリー リングワンデルング タゴールの「妖精」 片岡義男の「彼女のリアリズムが輝く」 夏の夜のけものfeat.けもの Two shades of summer 毒 『ランバーロール』 ムルの顔 爪のようなもの 冬の偶有的神秘エトセトラ
佐々々奈々の究明

佐々々奈々の究明

失踪事件に挑む姉妹はミステリ作家と大学生 「どうして忘れてたんだろう。アヴィーは男と一緒にいた 彼女がいなくなった夜に。――あれは誰だ!?」 叔父が暮らした山荘をおとずれた流々は 優しかった叔母のアヴィーが失踪した夜の記憶を取りもどす。8年前のその失踪直前、アヴィーは山荘から離れたボート小屋で男と密会していた―― あの男は誰だ? アヴィーはいま幸せだろうか。流々が姉の奈々と「男」の正体を捜査しはじめたとたん山荘に火が放たれ、関係者にも魔の手がせまり―― ひとりではコーヒーも淹れられない生活音痴のミステリ作家・奈々と、そんな姉が大好きすぎる大学生の妹・流々のコンビが送る《姉妹ミステリ》、開幕!
祈りと署名

祈りと署名

真っ直ぐで、憂いに満ち、無垢で、エロティックな物語。透明で、光と闇が溢れる、唯一無二の絵柄。月刊コミックビームに突如掲載され、そのユニークな作品世界に、プロの間からも「どうやって描いているのか?」と疑問が噴出、大きな話題となった新鋭・森泉岳土、その無類の個性に触れることができる、初の作品集。
夜よる傍に

夜よる傍に

他に類を見ない圧倒的な作画と、清冽なポエジー溢れる物語…デビュー作『祈りと署名』によって、“漫画の新たな可能性を拓く”と評されてシーンに衝撃を与えた才能が満を持して放つ、初の長編作。はかなく優しく溶け合うような、闇と光を巡る“冒険”の物語。※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを加工、追加、削除しております。※
爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇
モーニングからリトルプレスまで
爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇 森泉岳土
nyae
nyae
森泉さんといえば「爪楊枝で漫画を描く人」ですが、一番最初に掲載されている「最後のフェリー」は初めてボールペンで描いた作品だそうです。 あとがきに「そろそろペンで自分の線を描けそうな気がしたから」とありました。 普段爪楊枝で描いていることに対しては「自分でもよくわからない」と言っているのがなんか笑えました。 通常のマンガ誌に掲載されている読切等は読んだことがあったのですが、文芸誌やアーティスト個人に寄稿したものがあるのは初めて知りました(ランバーロールは読んでいます)。活動範囲が広いというのがわかる短編集です。大林宣彦監督って義理のお父さんなんですね。監督との二人のエピソードを描いた話が好きでした。 タイトルの「爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇」という普通ならどれかひとつの短編タイトルを付けたりするものですが、こういうかたちにしたというのになにか意味がある気がしてなりません。 またこれだけは強く言いたい。紙版を買って読むべし。 作品によって用紙が変えてあり(なのでさわり心地も違う)、ただお金がかかっているなという高級な感じはなく、リトルプレスのような自由さがあります。 ▼こんな感じ