【四季賞2020春のコンテスト 沙村広明特別賞】研究に没頭したひとりの男の半生が32Pで描かれる!(good!アフタヌーン2020年8月号)
「少年派遣制度」で依頼を受けた佐狐と虎徹。気乗りしない依頼を反故にした二人を待ち構えるのは侍の「亡霊」…!?圧倒的熱量で繰り広げられるアウトローバトルアクション!!
怪獣男と揶揄され、居場所がない有馬恭平は『大怪獣ガニラ』を召喚し、憎きこの世界を破壊することを決めた。そんな有馬の目の前に現れたのは自らを『魔法少女リリカル・アカリ』と称する少女で―!?
奇襲戦術として知られる“アヒル囲い”を主軸に戦う将棋打ち・金渕は、とある交流会で女性の将棋打ちと対局する事に。しかし彼女は、幼少期に大敗を喫した因縁の相手で‥!?
主人公のテッドは、運が悪い。ただ、初恋の幼馴染・ロックと病室が隣あわせだから、やっぱり運がいいのかもしれない。同じ奇病にかかった二人が織りなすジュブナイル青春ストーリー開幕!
蚕に対する圧倒的熱量を感じる読み切り。これぞ四季賞というテーマかと。虫がとにかく駄目な人にはきついかも知れませんが、蚕はとっても可愛く描かれています。それゆえに、違法繁殖させる悪徳業者が増え、主人公も命以外を全て失ったといっていいような展開は悲しかった。 繁殖や遺伝子改良について全く知識がないので、主人公が人間と蚕の共存を願って行動したことが正しいのか間違っていたのかわかりません。ただもっとこういう誰も描かないようなテーマの漫画を読みたい …と思っていたら作者の次回作が、ファンタジック・マンガ業界コメディ『パクリ戦争』と書いてあってズッコケました(超絶楽しみです)