あらすじ

「一足30万から」。一条歩、職業・靴職人。12歳でフィレンツェに渡り、17歳から名門下の靴職人として働いた青年は、22歳の今年、東京にひっそりと店を構えた。その名は“IPPO”。極上を知る青年の店は、安くはない適正価格をとるが、上客、珍客、美しい客……とさまざまな客が訪れる。腕は確か、されど若造。そんな靴職人青年の手仕事ストーリー、はじまりはじまり。
IPPO(1)

「一足30万から」。一条歩、職業・靴職人。12歳でフィレンツェに渡り、17歳から名門下の靴職人として働いた青年は、22歳の今年、東京にひっそりと店を構えた。その名は“IPPO”。極上を知る青年の店は、安くはない適正価格をとるが、上客、珍客、美しい客……とさまざまな客が訪れる。腕は確か、されど若造。そんな靴職人青年の手仕事ストーリー、はじまりはじまり。

IPPO(2)

22歳の若造’sプロフェッショナル。フィレンツェ帰りの靴職人・一条歩は22歳。東京で靴工房・IPPOを構えて数ヶ月、お調子者の脱サラ職人・澤邑も加わり、店は少しずつ有名に。腕は確か、されど若造。加えて、少し天然。そんな靴職人青年・歩の本格派手仕事ストーリー!!

IPPO(3)

東京の靴工房・IPPOの若店主・一条歩は23歳。12歳から靴職人として暮らしたフィレンツェに久しぶりに帰ってきた。古巣の仲間が盛り上がる中、昔なじみの客もやってきて──?腕は確か、されど若造。靴職人青年・歩の本格手仕事ストーリー!!

IPPO(4)

靴工房・IPPOの若店主・一条歩(いちじょう・あゆむ)は23歳。東京で若手職人として頭角を現してきた歩だったが、関西の注目若手・神堂玲司(しんどう・れいじ)を紹介され、富豪の靴を競作することになる。剛胆な性格の神堂に「IPPOの靴には美学がない」とケンカを売られ――? 靴職人の本格手仕事ストーリー!!

IPPO(5)

靴工房・IPPOの店主・一条歩(いちじょう・あゆむ)が東京に店を構えて数年。歩は注目若手職人として実力が認められ始め、仕事は順調であった。そんな折、歩のもとへフィレンツェでの師・祖父が訪れた。開店以来初の来店。しかし祖父が病気で「もう時間がない」と聞かされ、歩の心は衝撃に揺れる──!