あらすじ「DICE RIOT」の武道館ライブで前座を務めた「ザ・ロックンロールブラザーズ」。もう出来ることはやりつくしたとバンド活動の解散を宣言する日々沼拓郎だったが宇田川咲の歌う姿を目にした彼は…!? 世界一ダサいロックスター伝説… ラストライブ!!
頭の中に渦巻く熱を放出するにはロックしかないんだとばかりに全身全霊で演奏する様子にはたまらなく心揺さぶられるものがある。 日々沼拓郎、高校生、八百屋の息子。 「沼」という漢字を分解すると「ロック」になる。 学校ではイケてない彼がハマっていること、それはロック。 密かに出てるライブではギターをかき鳴らして自分の魂を歌って気づいたら全裸になってることもある。 日々起きるくだらないこと、自分なんかにはどうしようもないこと、そんなことを熱い歌詞にして魂を迸らせている。 歌ってるシーンなんて最高すぎ。 疾走感のある歌詞が画面を埋め尽くして感情がフルにぶつかってくる。 格好悪いがなんだ!ブサイクがなんだ!モテないがなんだ! こいつはロックしてんだぜ!! 実写の映画は全くの別物になっていたけど、いいかお前ら!漫画を読むんだ! 体育館ぶっ潰すシーンなんて最高にブチ上がる! 日々沼拓郎のドブのような快進撃を見なきゃ損だ!