あらすじ

人付きのイペリットとなったオスカーが死の間際に言い残した二本足のイペリットの存在。罠の危険を考慮して、イペリットがいるという上高地への遠征に反対するデルウハだったが、ハントレスたちは初めての遠出の話に高揚を隠しきれずにいた。その中で、むつだけが密かにある計画を立てる。そして、遠征を賭けた多数決が行われるのだが…。
Thisコミュニケーション(1)
20世紀後半――地球に突如として現れた謎の生物「イペリット」。敵と認識された人類の多くは滅ぼされ、地上は廃墟と化していた。生き残りのデルウハは、絶望の果てに自ら死を選ぶが、ある研究所の人間によって一命を取り留める。その研究所では、イペリットに対抗するべく造り出された少女たちがいた!
Thisコミュニケーション(2)
人類の脅威であるイペリットと戦う、不死身で並外れた怪力を持つ少女「ハントレス」。その指揮を任されたデルウハは、奔放な彼女たちを従わせるべく、様々な策を講じる。中でも他と比べて身体能力の高いよみが、いずれ自分の脅威となることを危惧したデルウハは、彼女の信頼を得るために近づくのだが…!?
Thisコミュニケーション(3)
訓練中にスランプに陥ってしまったよみの記憶を消すべく、命を狙うデルウハだったが、現場をハントレスたちに目撃されてしまい、恐れていた対立が勃発。むつを中心として迎え撃つ作戦を立てるハントレスたち。一方で、怪力を持つ6人が相手という危機的状況で、デルウハは影に潜み背後から少女たちへと忍び寄っていく――!?
Thisコミュニケーション 4巻
超能力によって、デルウハの行いを知った吉永神父は、証拠の確保とデルウハの殺害を企てる。その後、薬で意識を失い、捕らわれてしまったデルウハは神父の手により……? そんな状況の中、再びイペリットの襲撃を受ける研究所では、デルウハ不在のままいちこ達が応戦していた。しかし、大群のイペリットの中に人影が見えて…!?
Thisコミュニケーション 5巻
人付きのイペリットとなったオスカーが死の間際に言い残した二本足のイペリットの存在。罠の危険を考慮して、イペリットがいるという上高地への遠征に反対するデルウハだったが、ハントレスたちは初めての遠出の話に高揚を隠しきれずにいた。その中で、むつだけが密かにある計画を立てる。そして、遠征を賭けた多数決が行われるのだが…。
Thisコミュニケーション 6巻
上高地への遠征中に起きた7番目のハントレスの存在、空飛ぶイペリットの出現、そしてハントレスとの想定外の戦闘によって深手を負ったデルウハ。そんな彼に生き残ったむつが、感情を露わにして歩み寄る…!? 一方、人付きとなって蘇った吉永神父は先に上高地へと向かい、新たなる脅威を以てデルウハを待ち構えていた――。
Thisコミュニケーション 7巻
上高地への遠征中に美坊子たち人付きの襲撃を受けたデルウハは、戦闘中に自身が放った言葉の記憶を消去するために、よみたちを殺害したはずだった。しかしなぜか、にこだけが生き残っていた。状況をごまかそうとするデルウハだったが、にこの思わぬ反応に動揺。さらには吉永神父も現れたことで、二本足のイペリット討伐作戦に暗雲が立ち込める…。
Thisコミュニケーション 8巻
吉永の体から生み出されたデルウハの偽物。悪魔の知能と二本足イペリットの力を持ち、明確な殺意を向けてくる偽物に対抗する策を考えるため、一時姿を隠すデルウハだが…。その間、再生し意識を取り戻したよみたちを襲撃する偽物は、思わぬ方法でハントレスの無力化を図る。消息のわからないデルウハ、焦りと不安を抱えるよみたちに勝機は――!?
Thisコミュニケーション 9巻
イペリットの能力で得た記憶情報を持つ光体が吉永の死後も残り続け、その光体をもとにこれまでの悪事がよみ達にバレてしまう。覚醒したハントレスを相手に再びデルウハはリセットのための討伐任務を実行するが…!? そして物語は急展開する――。見覚えのない場所で目を覚ますデルウハ。状況が掴めずに混乱していた所へ成長した「7」が現れる!
Thisコミュニケーション 10巻
侵入した研究所の中でデルウハが見たものは人間の身体を持つ謎のイペリットだった。研究所内でイペリットが暮らしている事実に混乱しながらも7と8と合流し、逃げたイペリットを追うデルウハ。だが、その先で目にした更なる衝撃的光景は…新所長の死体とその首に突き刺さった自分のナイフ――。空白の記憶の間に一体何が起きていたのか? 思考を巡らせるデルウハは――…!?
Thisコミュニケーション 11巻
新種の“血濡れ”イペリットとの戦いでは突如現れた“共食い”イペリットの介入により既のところで生き延びたデルウハ。しかし、目を覚ましたよみたちの失った信頼を取り戻すための長期的な記憶を消す薬の事や何故か消えた“血濡れ”イペリットの死体など、問題は山積していた。その中で“人付き”の捜索に出かけていた7と8が帰還するのだが、想像していなかった展開がデルウハを襲う!?
フィラデルフィアの棺

フィラデルフィアの棺

【第29回クラウン新人漫画賞 佳作受賞作 】“マヤ文明は宇宙人によって作られた”―この仮説が事実だとしたら?少年カカウを中心としたマヤ人と宇宙人との交流、その興亡。宇宙へ憧れるカカウが最後に選んだ道は!?(ジャンプSQ.CROWN 2016 WINTER)
試し読み
Thisコミュニケーション
設定が良すぎて早く先読みたい
Thisコミュニケーション 六内円栄
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
面白い新連載がスタートした! こいつは見逃せない!! ある生物がある時から地球に跋扈し始め、人類は蹴散らされ高い山へ逃げ延び、 かつての大地はガスで覆われ化け物たちの住処となってしまった。 人類の最後端、日本の北アルプスにて出会うのは、食べ物が食べられれば何でもいい優秀で合理的な軍人と、研究所の研究者と改造人間たち。 第1話 https://twitter.com/rokudaimaruei/status/1276675852332183552?s=21 1話目から超グッとくる設定と情報量! いやほんと、読んで楽しんでほしいから重要なところ書けないけど、改造人間たちと軍人の役割的な相性が最悪なほどに良いから、最高としか言えない。 合理的な軍人は、人間をシンプルに人的資源や数字と考えてしまうのかな…? だからこそ、アホガキ中身の怪力改造人間たちが上手いこと使われてて倫理観を完全に度外視で恐怖なんどけど、戦略としては正解としか言えない。 レベルEのアホ天才王子を想像してもらえると伝わりやすいかも。 ちょっとした狂気が予想を裏切ってくれる。 出会って、関係がセットされたところまでが1話。 ここからどうなってくんだろう? 物語の方向性自体はまだ見えないけど、軍人さんはご飯が食べられればとりあえずはいいのかな? 人類の逆襲がここを起点に始まるのかしら…? 世界観が素晴らしいから今後の展開から目が離せない! ジャンプSQ増刊に載っていた読切(「フィラデルフィアの棺」「黒後家蟹の推理」「銃後の勇気」)は読めてないけど、アフタヌーン四季賞の読切は強く記憶に残ってる! 『死よ来たれ』 殺意を失った人間たちしかいない未来で、突然変異で殺意を抱ける人間が生まれ、家族のを奪っていくが…。 思ってた展開より二段階くらい変化して最高だった。 https://comic-days.com/episode/10834108156652934204