あらすじ妹の幸せを願い、自立しようと上京したタケヒコ(31)が、2人の男と出会って始めたのが便利屋さん。でも、やっぱり絶不調で、イビツで禍々しい魂の持ち主たちに、右往左往の大騒ぎ。タケヒコが“愛”に目覚める日は訪れるのか!?
最後がとても心が満たされる終わり方で、そこに至るまでのくだらないクダリが全て報われるぐらい良かった。 正直、序盤は「古谷実」だったからなんとか連載できたんじゃないか、編集は何やってたんだ、と思ってしまっていた。 でもこの頭のおかしい兄貴は愛に満ちており、妹の愛ちゃんは愛に満ちた人生を過ごすべきで、それを守るという彼の使命を果たすために今日も田舎町で説法を説くのだ。 全体通していい具合に頭がおかしい漫画。古谷実お得意のサイコホラーのような展開に怯えながら読了。