あらすじ残飯おとこ・タケヒコ。自立のために、引き込もりから脱出して上京するも、あっけなく帰還。でも、妹の幸せのためにガンバる!と決意。とはいえ、何しよう。“人生”という化け物から逃れられないと自覚しつつ、ついに一歩を踏み出す!
最後がとても心が満たされる終わり方で、そこに至るまでのくだらないクダリが全て報われるぐらい良かった。 正直、序盤は「古谷実」だったからなんとか連載できたんじゃないか、編集は何やってたんだ、と思ってしまっていた。 でもこの頭のおかしい兄貴は愛に満ちており、妹の愛ちゃんは愛に満ちた人生を過ごすべきで、それを守るという彼の使命を果たすために今日も田舎町で説法を説くのだ。 全体通していい具合に頭がおかしい漫画。古谷実お得意のサイコホラーのような展開に怯えながら読了。