冬季五輪で注目のカーリング漫画、堂々完結 地元でくすぶっていた青年たちを集めて結成された沖縄初のカーリングチーム・南風原(はえばる)カーリングストーンズ。経験もなく、ルールも知らない段階からメンバーを集めて挑んだ初の公式戦・九州大会。1回戦のブリリアント福岡戦を奇跡の大逆転で勝利し、迎えた2回戦の相手は、優勝候補のチームはらかく。圧倒的な実力差に加え、毒舌で罵り合いながら試合をするチームはらかくの4兄弟の作戦にペースを乱され、大ピンチの状況に、主人公・辰平が思いついた秘策とは!? 沖縄の若者たちがカーリングに出会い、夢をつかみ、成長する物語、ついに感動の最終巻!!
初めてなかいま強先生の作品を読んだのですが、廃れたスポーツ娯楽施設というリアリティのある舞台設定と癖の強いキャラが上手いこと噛み合ってて、最高に読みやすかったです。沖縄でカーリングってめちゃめちゃ続きが気になります…! >【1話のあらすじ】 沖縄・南風原(はえばる)町にある、バッティングセンターやボーリング場などを有する総合娯楽施設「スポーツワールドサザンヒル」。多数ある施設の中で、唯一客入りが悪いのが、アイススケート場だった。やる気のないスケート部門の部長・根間実が、専務に集客を指示されたあとスケート場を訪れると、1人の女性が颯爽と滑っていた。北海道から移住してきたという二風谷直歩(にふたになほ)は、実にある相談を持ちかける…。 >その後、実が便利にこき使っている野球部の後輩・あつし(いつも口が空いているスケート場のアルバイト)と辰平(リーゼントのなんでも屋)と雑談しているとき、実はふと「カーリングって知ってちょーみ?」と2人に尋ねる。