あらすじ受験勉強もせず、大好きなベースを弾いて毎日を送る17歳の高校生・相生あおい。そんなあおいの前に、突如現れた“しんの”。13年前と変わらぬ姿で現れた彼は、あおいの姉・あかねのかつての恋人・慎之介で!?
作品情報著者蜷川ヤエコarrow_forward_ios著者超平和バスターズarrow_forward_ios巻数全4巻arrow_forward_iosカテゴリ少年マンガarrow_forward_ios出版社KADOKAWAarrow_forward_iosレーベル角川コミックス・エースarrow_forward_ios年代2010年代arrow_forward_ios刊行期間2019/10/25~2021/03/26※電子版発売日ジャンル恋愛・ラブコメ登場人物登場人物・キャラクター(5)
あらすじ受験勉強もせず、大好きなベースを弾いて毎日を送る17歳の高校生・相生あおい。そんなあおいの前に、突如現れた“しんの”。13年前と変わらぬ姿で現れた彼は、あおいの姉・あかねのかつての恋人・慎之介で!?
映画見て刺さりまくったのでマンガにも手を出させていただきました。これは…すごいコミカライズなのでは…? 田中将賀さんのキャラクターデザインで自分が一番好きなのは影の処理です。 陰影を大胆に捨象しズドンと斜めに切り落とすかのようなシャープな影指定。このコントラストの効いた表現は氏の代名詞と言っても過言ないように思います。 本作は驚くべきことにその影すらも省略されています。 にも関わらず圧倒的に田中デザインを再現して見せている。それがすごい…。 マンガでは「色」が使えないので、明暗と色彩の二軸の強弱を白と黒の一軸のグラデーション内で表現しなければいけません。 アニメーションの色彩と陰影は、本作では「白」の明るさと繊細なトーンコントロールに置き換えられています。 色がない世界で色の明るさと鮮やかさを表現するのに、影を取り払いながらも元のデザインの魅力を活かし切る…誠に恐れ入りました。マンガの絵はつくづく情報量の操作なのだなと…。 「空の青さ」が本作においても爽やかに披露されるのを楽しみに2巻を待ちたいです。