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兵馬の旗(1)
時は幕末。旗本の家に生まれた宇津木兵馬は、ロシアに留学もした若き幕軍の将校。兵馬は留学先でロシア人女性と恋に落ち、子供を授かる。一方、薩摩の島田新八郎も同時期にロシアに留学、彼の地で兵馬と友情を結び、その時代としては破天荒とも言える兵馬の恋愛に理解を示し援助していた。だが戊辰戦争が勃発、2人は帰国後理想を異にし、戦う運命に…。幕末という時代に生きた人々の心の在り方を、巨大な構図のもとに描き出す巨編開幕!
兵馬の旗(2)
戊辰戦争の緒戦、「鳥羽伏見の戦い」は旧幕府軍の惨敗に終わった。江戸に引き上げる兵馬や榎本武揚、土方歳三らの幕軍将校たち。江戸の実家につかの間戻った兵馬は、ロシアに残してきた妻・アンナとの恋の経緯、そして幕末という時代にかける思いを母に打ち明ける……幕末という時代の全体像を描き出そうとする壮大な叙事詩、第二弾早くも刊行!
兵馬の旗(3)
幕府軍は鳥羽伏見の戦いに敗れ、江戸に戻った。一方、勢いに乗る新政府軍は、京都から東征軍を進発させ、徐々に江戸に迫る。このままでは両軍の江戸決戦は不可避の情勢だが、兵馬が親しい幕府軍事総裁・勝安房守、村田新八郎の上司である西郷吉之助、この二人が圧倒的なエネルギーで動きはじめる!果たして二人の究極の目的とは?勝の不退転の意思を表す計画、江戸焦土作戦は実行されるのか?
兵馬の旗(4)
勝安房守(海舟)と西郷吉之助(隆盛)の、虚々実々の駆け引きのあと、江戸という巨大都市は、大きな転換点を迎える。だが、兵馬の胸には一抹の迷いがあった。果たして幕府の長・将軍慶喜の定めた恭順の方針に従い戦いを止めることが、自分のすべき選択なのか?兵馬の選んだ道、そしておぼろげながら見えてきた兵馬の掲げるべき旗とは?ますます加熱する幕末、青雲の志だけを友として駆け抜ける男たちを描く!
兵馬の旗(5)
奥羽列藩同盟結成直前、仙台藩に向かった兵馬が出会ったのは、「共和政事」という理念!!そして、パリに残された妻アンナは、兵馬と日本への思いを大きくして…!?
兵馬の旗(6)
「共和政事」という理念を新しい日本の政体にと理想に燃える兵馬。薩長側にも働きかけようと、かつての友であり敵である村田新八郎と話すため、江戸・上野に入る!!しかし、その時、旧幕府側の彰義隊に対する、新政府軍の砲撃が始まり!?
兵馬の旗(7)
会津で、迫り来る新政府軍に対する防備を固めようとする兵馬。兵馬が提唱する「共和政事」の理念に共鳴し、戦ではなく、合議の可能性を模索する薩摩の新八郎。そんな時、仏国マルセイユを出航した妻アンナと息子トーリャがついに横浜の地に辿り着く…!!向かうは東京、兵馬の実家…国を捨て、海を越えて、夫に会いに来たアンナの思いは、とどまることを知らない…!!
兵馬の旗(8)
母成峠にて、新政府軍の侵攻を食い止めようとする会津軍と兵馬たちだったが、敵の勢いに勝てずに、兵馬は激しく負傷…!!一方、薩摩の新八郎に連れられ、前線近くまでやって来た妻・アンナ…!!パリと日本とで離ればなれだった2人の距離は今やわずかとなりながら、お互いを隔てる戦火が更に激しさを増す…!!戊辰の激戦の中で、夫婦の想いを重ねるためには、何か奇跡が必要だが――――?
兵馬の旗(9)
新政府軍に包囲され、無数の砲弾にさらされ続ける会津鶴ヶ城。松平容保は、ついに降伏・開城を決意する。城内で戦い続けた兵馬と妻アンナは、開城直前に脱出を決意、最強の艦隊・榎本たちがいる仙台に向かう。榎本、土方らと合流した兵馬が次に目指すのは、北の大地・蝦夷――――――――!!そこに、兵馬が理想とする“共和政事”を政体とする新しい国を築くべく―――――――!!
兵馬の旗(10)
主力艦を失った状態で新政府軍の侵攻に備える榎本軍は、強い体制づくりのため、日本初の総裁選挙を行う…!!そして一方で、敵の主力艦・甲鉄を奪取しようと計画、宮古湾に碇泊する甲鉄を襲うが…!戦いは、宮古湾から蝦夷陸上戦へ…!!榎本軍で「共和」という旗を掲げ続ける兵馬、新政府軍の将校として攻め込む新八郎、夫の身を案じるアンナ、父をまだ見ぬトーリャ…戦いは、あらゆる想いが交錯する地・五稜郭へ―――――!!!