あらすじ

天から送り込まれてくる人間界を破壊せんとする最後の使徒は、クワンと同じ力をもつ、いわばクワンの弟とも言える存在だった。クワンら一行は力をあわせてなんとか撃退するが、そこにクワンの生みの親である渾沌が現れ、世界はいよいよ危機を迎える。そして、その激闘の最中、クワンに付き従っていた帝江が動き始める…。中国神話に造詣が深い著者・志水アキが贈るオリジナル伝奇アクション、最終回!
怪・力・乱・神クワン 1巻

時は西暦167年――後漢末期、つまり三国志時代の直前の中国に突如現れた少年クワン。彼は人間離れした力を持ち、妖怪を常食としていた。自分は何者なのか……。その問いに答えるべく天に仇為するものを討つためにクワンは旅に出る!三国志の世界を新しい視点で捕らえる本格中国伝奇アクション!天をめざしここに飛翔!

怪・力・乱・神クワン 2巻

後漢末期、いわゆる「三国志」と呼ばれる時代の直前ひとりの少年クワンの周囲から、世界の在り様をも変えかねない大きなうねりが起こっていた……。妖怪を喰らい怪力を有するクワンを付け狙う謎の男・遊糸とその義娘である蟲遣いのダキ。クワンと世界の秘密を握るという太平清領書をめぐる争いに阿瞞(後の乱世の奸雄・曹操)までもが加わる。三国志を、中国の妖怪・神話の世界から新たな切り口で描き出す大河伝奇ロマン待望の第2集!

怪・力・乱・神クワン 3巻

いわゆる三国志の直前の時代、亭江という謎の生き物を連れて小さい体に人外の怪力を秘めた少年クワン。自分が何者か、何をすべきかを知るため、太平清領書を求めたが何者かによって記された文字が彼を暴走させる。「蒼天既に死す」暴走後倒れたクワンの動向は?そして太平清領書は誰の手に渡るのか?中国神話と妖怪世界を通じて三国志にいたる実際の歴史を大胆解釈する大河伝奇ロマン、充実と変動の第3巻!

怪・力・乱・神クワン 4巻

三国時代を舞台に、謎の少年クワンが、曹操・妖怪らと繰り広げる冒険活劇。仙人の世界へ飛んだクワンたちが、仙人の世界を崩壊させて帰ってきた!人間界ではすでに時間が過ぎており……。力を失ったクワン、成長した曹操、人と仙人、妖怪の思惑が3つ絡まる新時代の戦いが始まろうとしている!三国志マガジンに書き下ろした読み切りを掲載した第4集です。

怪・力・乱・神クワン 5巻

時は2世紀末、後漢末期。いわゆる「三国志」の時代の直前。怪力をほこり、妖怪を喰らう力を持った少年クワンは、欠落した記憶と使命を取り戻すべく彷徨していた。仙女シャガと共に天界へと連れ去られたクワンは、天界での騒動を潜り抜け地上に戻ってきたが、その際に特殊な能力を全て失ってしまう。またその間地上では十数年の時が過ぎており、使命を忘れ安寧な暮らしを送ろうとするクワンとシャガだったが、既にクワンを良しとせぬ勢力の魔の手は伸びてきていた……。

怪・力・乱・神クワン 6巻

時は2世紀末、後漢末期。後に「三国志」と呼ばれ、人々に愛される時代の直前に、人間界を巡る壮大な戦いが、人と天との間で行われていた。その主人公は怪力をほこり、妖怪を喰らう力を持った少年クワン。クワンは天から地上に送られる際に欠落した記憶と使命を取り戻すべく彷徨していた。多くの出会いと戦いを経て成長するクワンだが、仙人の世界で、その能力を全て失ってしまう。再び地上に戻ったクワンを付け狙うのは黄巾賊の面々。そしてクワンは、かつて友誼をかわした曹操と出会うのだが……。

怪・力・乱・神クワン 7巻

天から送り込まれてくる人間界を破壊せんとする最後の使徒は、クワンと同じ力をもつ、いわばクワンの弟とも言える存在だった。クワンら一行は力をあわせてなんとか撃退するが、そこにクワンの生みの親である渾沌が現れ、世界はいよいよ危機を迎える。そして、その激闘の最中、クワンに付き従っていた帝江が動き始める…。中国神話に造詣が深い著者・志水アキが贈るオリジナル伝奇アクション、最終回!