あらすじ

寮生名簿を頼りに旅に出たかもしだ君だったが、生徒達は冷たく、知り合った男にカマはほられて散々。お腹は減るし、お金は無いし、体は臭いし、寮生名簿を無くして行き倒れ寸前のかもしだ君は、ついに要の家に辿り着く。大団円!?の完結。
極めてかもしだ 1巻

萬世院高校へ無事入学を果たしたかもしだ君。ところが、入るつもりだった男子寮がすでに廃止されていた。教頭のはからいで、何の因果か、沖津要と一つの部屋で暮らすことに!女子寮でただ一人、かもしだ君の数奇な高校生活がはじまった!!「ボクの夢は、東大出て大蔵省入って、みんなをいじめることですっ!」

極めてかもしだ 2巻

かもしだ君に恋のライバル登場!?要に恋する中津川は、かもしだ君と要が一つ部屋に同居していることに嫉妬し、何かとちょっかいを出してくる。カンニングさせることを条件に、かもしだ君は二人の恋のキューピッドに名乗りをあげるが…!?

極めてかもしだ 3巻

寮生名簿を頼りに旅に出たかもしだ君だったが、生徒達は冷たく、知り合った男にカマはほられて散々。お腹は減るし、お金は無いし、体は臭いし、寮生名簿を無くして行き倒れ寸前のかもしだ君は、ついに要の家に辿り着く。大団円!?の完結。

極めてかもしだ

森山塔が山本直樹になる過程

極めてかもしだ 山本直樹
さいろく
さいろく

当時森山塔というペンネームで成人漫画を描いていた山本直樹御大が有害指定された作品第一弾(多分)。 あくまで学園ラブコメなのだが80年代の作品なのでノリが当時のものなのでそこが許容できるのであれば高身長ナイスバディなヒロインかなめ×ちびでスケベで根性なしなのに…な主人公かもしだ君のコンビは結構楽しめるのではないかと思う。 ただ、有害指定されるだけあって主人公の妄想シーンや学生である彼女たちに平気で手を出そうとしてくる大人たちはかなりヤバいものを感じる。でも当時結構そういうノリあったんだろうなーと思う。 当時のTVはとんねるずを筆頭にバラエティも今思えばかなりゲスい内容(当時悪いと思っていたかは置いといて)が多く、ドラマ&映画の「高校教師」は超話題だった。それを漫画で5年前にコメディでやってたのが山本直樹だと思えばそういう内容だよね、という感じ。 この頃から女性を斜め下の角度から描く(お色気シーンだけではなく)画角が多く、山本直樹の根底は全て揃っているのではないかと思う。 最近のREDとかと比べるとこの頃はだいぶ線が細く、ライトな印象で読めるとは思う。