あらすじ個人の変態性の発露には、幼年期の体験が関係している─―!?飯野(めしや)教授MCによるサイコロトーク(?)開催♪テーマは『忘れられない話』略して『ワ・ス・バ・ナ』☆赤裸々に語られる変ゼミ生たちの原体験!今日の変態たちを形作った甘酸っぱくて電波でヘヴィすぎるエピソードが明らかに!!一体、コレのドコが単なるラブコメの流れだというのかっ!?類似漫画一切ナシのアブノーマルコメディ。
モーツーに久しぶりに番外編が来ていて、読んだので記念に書き込み。松隆が変態として成長したかと思ったが、まだギリギリ常識人枠(?)でよかった。 それはさておいて、変ゼミ。正式名:変態生理ゼミネールは出た当時、流行り物みたいな略称をしていたものだから「どうせタイトルに奇を衒ったゆるい4コマ」くらいに思ってた。が、なんとなく読んでみて、舐めてたなぁと実感した。世界観が変わった。そっかぁ、変態ってそういう次元なんだなとカルチャーショックを受けた。キャラがそれぞれ立っていて、人格があるのもこの作品の素敵で、厄介なところだ。 そんなふうに価値観をグラグラ揺らがされながら辿り着く、一つのIF的終着点である『終わりの季節』は感情がガリガリと削られる。変態のようなものを極めていってしまうということにはエンタメ以上に、危うさもあるのだ。 徹底してエンタメ的でありながら、その枠からはみ出ている。そんな作品だと思う