青春の只中にいる若者も、チンケな孤独を持て余す大人も必読!パリピもオタクも大嫌いな主人公の全く成長しない一年間<ぼっち大学生あるある!?>●クラスのライングループに招待されていない●ダンスサークルに入ろうと画策するも、誰にも話しかけられず校舎の周りを7周●ハロウィンコスプレをして渋谷に繰り出すならヘビに噛まれたほうがマシ●映画好きなおしゃれカルチャー派閥に入りたい●でも、裏地チェックの服を着ているクソダサ三銃士の仲間になりかけて……。包茎大学に入学した亀田哲太は、5月になっても友達ゼロ人。休み時間は机の木目を見ながら、ウェイウェイ系大学生のお喋りを盗み聞きしている。パリピを憎みつつ、オタクにも上から目線で接してしまう哲太に、自らの青春を重ねずにはいられない!? チャラ男芸人EXITも“チャラ男サイド”から大絶賛!「チャラ男の撒き散らす不快感! 謙虚でいようと気づかされた“チャラ男の聖書”」(りんたろー。)「誰もが一度は経験する陰鬱を壮大に膨らませている。これぞ「青春」のアンサー漫画!」(兼近大樹)
● 内容【やっぱり大学生は全員敵だ!!地味系大学生の悲哀とイキりのクロニクル】包茎大学の二年生になった亀田哲太。唯一の友人、高野と一緒に大学野球や内部進学生の家での鍋パに参加してみるものの、学歴コンプを発動したり、ウェイ系大学生との差を目の当たりにするばかり。・ ポール・スミスの一張羅を来た同級生のバンドに加入・ 免許合宿で死んでも女子と同じグループに入ろうと画策・ 中国マッサージ店の“カナちゃん”と恋の予感---!?ぼっちでいることにも慣れてきた哲太だが、やっぱり大学生のことは全員敵だと見なしていて……。一度しかない大学二年生という尊い瞬間を、ムダに消費しまくる一年間を描く。【ギャルタレント・ゆきぽよもまさかの大絶賛!!】「めちゃくちゃ共感する!人生1回は誰でもこの感情に近い思いをした事があると思う。今のウェイ系大学生にぜひ読んでもらいたい!周りを見渡して、誰も一人にしないで欲しい。どうせウェイウェイするなら、みんなでしないとね!!」● 著者略歴サレンダー橋本 ’88年、神奈川県生まれ。お笑い好きのサラリーマン漫画家。’15年に自身初の単行本『恥をかくのが死ぬほど怖いんだ』(小学館)を刊行。現在、『週刊SPA!』(扶桑社)で「全員くたばれ!大学生」、『ヤングチャンピオン』(秋田書店)で「明日クビになりそう」を連載中。『働かざるものたち』(エブリスタ)がドラマ化決定!
【バイトも就活もやりたくね~!!群れずに耐えた青春のフィナーレ!!】包茎大学哲学科の3年生、亀田哲太。映画好きの友人・高野やダンスサークルのパリピたちは就職活動を始めるも、哲太はそのムードに乗っかれず、ようやくバイトを始めることに。・一流企業勤務でイキっているOBにうんざり・神保町の本屋やゴールデン街……“文化の薫り”がするバイトがしたい・高卒おじさんとの「小便ドローン作戦」がいよいよ佳境に――おじさんに課された9リットルの小便と、普通の大学生の間で懊悩する哲太。散々ひねくれてきた大学生が、青春と折り合いをつける方法はあるのか。現代のポジティブ信仰に圧倒的ルサンチマンで挑んだ“意識低い系”の金字塔、完結の3巻。【無気力バンドマン・トリプルファイヤー吉田靖直も共鳴!!】音楽活動をはじめ、映画や舞台、雑誌連載などで注目を集める吉田靖直氏から帯コメントが到着!「これ以上本当のことを言うのはやめてくれ!」
自分は年食って大学入ったタイプで、なんなら真面目に勉強してやろうくらいな勢いでしたので、年齢面でも精神面でもこじらせた学生でした。 なので、この主人公には共感しかなかったです。 (ちなみに、勢いとはウラハラに勉強なんて一切しないまま無為に日々を過ごしました。合掌) 共感というか、もう自分か?と思ったくらい。 何不自由なくストレートで大学きた奴とか、付属が上がりとか、ホント くたばれ! と何度叫んだことか・・・。 彼らが親の金を溶かしながらも、真面目に勉強もせず(お前もな)毎晩チャラついている様や、大二病を発症して下北あたり(大抵ビレバン)を徘徊したり、ファイ○ルファンタジーのキャラみたいな服を着てる様に、虫唾がはしってました。 そして、何より最終的には要領よく超絶ホワイト企業に就職しちゃうとこまでセットで、今思い出してもハラワタが煮えくり返ります。 なんでだよ! 普段、布一枚みたいな服着てるクセに、 スーツじゃなくても良いと言われた就活面接でも、きっちりスーツ着てくんだよ! おかしいだろ!あの布着てこいよ、布! こういう時だけ、TPO弁えるなよ! と、まぁ罵詈雑言ならべたてましたが、学生時代にこんな陰キャな感情を抱いた人は是非読んでいただきたい。 共感とともに、あの日を自分を見ている感覚になります。 そして、当たり前ですけど、こういうところから人生で差がついて、一生陽キャには勝てないんだなと痛感させられます。 現実しかない!