あらすじ横山に連れられ吉原の遊廓に入った光世は、弘前の幼なじみであるすずに出会う。すずは父と母を助けるため「すみれ」という源氏名で遊廓で働いていた。「おめ…津軽弁抜げたな……」。栄世の言葉に涙するすず。その涙に栄世はすずの苦労のほどを知るのだった。