あらすじ時空を超えて現代に蘇った魔女アルマ。都会の片隅で深夜営業の薬局を営むアルマのもとには心に病を持つ人々が次々に訪れる。1938年、日本軍の将校であった男は中国河南省の村を襲い、楡の木の下で1人の少年の首をはねた。それから50年、彼は外務省の役人として再び中国を訪れることになった。ふと立ち寄ったアルマの店で「中国の少年の撃った弾丸に命を奪われる」と予言される。河南省を訪れた彼は、1本の楡の木を見て、そこがかつて自分たちが襲った村であることを思い出した。