あらすじ病に苦しむ光源氏(ひかるげんじ)は、療養のために人目を忍んで北山の寺に訪れる。その場所から見えるこぎれいな屋敷が気になった光源氏は、屋敷の横に立ってそこに住む上品な尼君と幼い少女を覗き見る。最愛の女性・藤壺の宮(ふじつぼのみや)に似ている少女に目が釘付けになった光源氏は、少女が成長していく様子を見たいと後見を申し出るのだが……!?