あらすじ紅葉賀で頭の中将(とうのちゅうじょう)とともに青海波(せいがいは)を舞う光源氏(ひかるげんじ)は、見る者すべてを魅了して昇進していく。同じ頃、里帰りする藤壺の宮(ふじつぼのみや)に一目会おうとする光源氏だったが、彼の子を宿す藤壺の宮はかたくなに拒絶する。そして無事に男児を生んだ藤壺の宮は、その赤ん坊が光源氏にそっくりなので良心の呵責に苛まれて……!?