ニュー旧橋ビルの爆破解体を実現するためには、都議会の了承が必要だ。ゲンは内田や縞、小林たちと話し合い、メタバースを使ったプレゼンを画策する…「ここからはじまる」、ゲンたちはコロナ禍以来途絶えていた花見を再開することに決める。料理を用意する慶子、乾き物担当の光、差し入れをする小雪、女性同士の思惑が絡み合い、事態は思わぬ方向に!?…「たまにはのんびり」、ゲンたちは霞が関の若手官僚を前に、外国人労働者をどうしたらいのか、好きに意見を述べる場をもらう。ゲンたちが考える理想の外国人共生制度とはなにか…「シン移民共生制度とは?」他。
見た目は必至で生活している孫請け解体業者のゲン。世界を股にかけて活躍した爆破解体技師と言われるには技術だけではなく人情もないとやっていけない世界なのかも。爆破解体の細かい描写が描かれていてスラスラと読める作品でした。是非一度試してみては?