あらすじ

K病院に本宮真理子という、42歳の女性が入院することになった。それを知った先輩看護婦たちは、一斉に深いため息をつく。本宮さんは、5年前までK病院看護学校の鬼教官だったのだ。その本宮さんの担当になり、看護を始めたユキエだが、案の定いろいろな点を細かく厳しく指摘される。
おたんこナース 1巻
病院に勤務しはじめて5週間の新米看護婦・似鳥ユキエは、まだまだわからないことだらけ。にぎやかな性格の彼女だが、失敗と緊張の連続に涙することも。患者の前では笑顔をと心がけているユキエだが、どうしても相性の悪い患者が1人いて…!?新米看護婦・似鳥の活躍を通じて、生と死の現場で生まれるドラマを、綿密な取材のもと軽やかに快活に描いたホスピタル・コメディ!!
おたんこナース 2巻
柳田は慢性肝炎で入退院を繰り返している27歳の患者。だが、症状はそれほど重くなく、重病患者という段階ではない。むしろ問題なのは「ナンパ柳」とあだ名がつけられるほどの病院内でのナンパぐせ。ある日の検査の時間、病室に彼を迎えにいったユキエだが、案の定姿が見当たらない。どこに行ったのかと病院中を探してみると…!?
おたんこナース(3)
十二指腸潰瘍で入院してきた橋本由美子は、同性のユキエでさえ緊張するほど、とびきりの美人。男性患者はたちまち大騒ぎするが、由美子は無愛想に振る舞う。おせっかいを焼くオバさん患者3人組にも、由美子はつれない態度を取るが、気分を害した3人組は由美子に色々ないやがらせを始め…!?
おたんこナース(4)
K病院に本宮真理子という、42歳の女性が入院することになった。それを知った先輩看護婦たちは、一斉に深いため息をつく。本宮さんは、5年前までK病院看護学校の鬼教官だったのだ。その本宮さんの担当になり、看護を始めたユキエだが、案の定いろいろな点を細かく厳しく指摘される。
おたんこナース(5)
年末年始、K病院では12月31日から1月3日が休日体制になる。だが、優先的に休みになるのは家族持ちの人。ユキエは元日の朝までと、2日の朝までの深夜勤務となった。年末年始は患者も家に帰る人が多いが、様々な事情で病院に残る人もいる。そして迎えた元旦。病院に残った患者の1人である安藤さんという老人の容体が急変し、生死の境をさまよう状態になってしまう。
おたんこナース(6)
63歳の大江スミは糖尿病患者。自己管理で病気をコントロールできるようになるための「教育目的」で入院してきた。だが、食べることが大好きなスミは、看護婦たちの目を盗んで間食してしまう。彼女のためを思い、厳しく接するユキエだが、スミは逆に腹を立て…!?
おたんこナース(7)
K病院の守衛をしている鮫島が、急性心筋梗塞で入院した。病室は個室の601号室。だが、この601号室は入院患者の間で忌み嫌われている部屋だった。なぜかというと、この部屋に入った患者たちが次々に亡くなっているから。そのため病院内には「601号室に入ると、生きては出られない」という噂が蔓延していた。ユキエは、そんな噂は偶然だと立証しようとするが…!?