あらすじ【もう俺にだまって、どこかに行ったりしないでよ――】 ついに夫との離婚が成立した忍は、岡野から「一緒に暮らそう」と誘われる。だがその翌日、岡野に連れられパーティーにやってきた千秋と、忍は5年ぶりに再会することに。喜び、嫉妬、困惑。揺れる感情をそれぞれ抱える二人だったが、5年間の思いは千秋の足を、そして手をも突き動かし……。文化庁メディア芸術祭、審査委員会推薦作品選出。40歳からの夢と仕事、恋と愛の物語。
アラフォー女性が、漫画家としての再起をかけてがんばるお話です。ごく普通の感性を持った女性で、生活感もあって、リアルです。キラキラ系じゃなく、地に足がついた感じ。ずっと子育てと家事をしてきて、年上の旦那の浮気も我慢して、40歳に。ここから、漫画家としてもう一度頑張ろうっていう瀬戸際から頑張る姿は素直に応援できます。 18歳年下の男の子がアシスタントに入るのだけども、ちょっといわくありげで、彼女を誘惑してきます。イケメンだけど、ちょっと色気が足りないかも?