あらすじ【このドロドロ、ヌルヌルとした暗く醜い感情を、恋と呼んでいいの?】18歳年下の美しい青年・橘千秋。彼の企みと過去、そして、漫画家・ササキシノブへの想いを知った上で、忍は手を差し伸べる。母性とも罪悪感とも異なる感情を胸に秘めたまま――。そんなある日、千秋に隠されたもうひとつの<過去>が明らかになり……!? 実力派の作者が描く、40歳からの夢と仕事、恋と愛の物語。
アラフォー女性が、漫画家としての再起をかけてがんばるお話です。ごく普通の感性を持った女性で、生活感もあって、リアルです。キラキラ系じゃなく、地に足がついた感じ。ずっと子育てと家事をしてきて、年上の旦那の浮気も我慢して、40歳に。ここから、漫画家としてもう一度頑張ろうっていう瀬戸際から頑張る姿は素直に応援できます。 18歳年下の男の子がアシスタントに入るのだけども、ちょっといわくありげで、彼女を誘惑してきます。イケメンだけど、ちょっと色気が足りないかも?