あらすじ

『辺獄のシュヴェスタ』の作者、最新作! 『辺獄のシュヴェスタ』の竹良実が選んだ次の舞台は、“現代の戦地”―― 失業中に30歳を迎えた平仁一郎のもとに届いた、一通の手紙。それは未知の生命体「亞害体」と戦う人形兵器「RIZE-ライズ-」を遠隔操縦するパイロット職の通知だった。人類のために立ち上がる者という意味を込めて命名された「RIZE」。戦地の最前線で、人々に知られず世界を救う仕事に就いた仁一郎だが…!? 生死を懸けたSFアクション大作、開幕!!
バトルグラウンドワーカーズ 1巻

『辺獄のシュヴェスタ』の作者、最新作! 『辺獄のシュヴェスタ』の竹良実が選んだ次の舞台は、“現代の戦地”―― 失業中に30歳を迎えた平仁一郎のもとに届いた、一通の手紙。それは未知の生命体「亞害体」と戦う人形兵器「RIZE-ライズ-」を遠隔操縦するパイロット職の通知だった。人類のために立ち上がる者という意味を込めて命名された「RIZE」。戦地の最前線で、人々に知られず世界を救う仕事に就いた仁一郎だが…!? 生死を懸けたSFアクション大作、開幕!!

バトルグラウンドワーカーズ 2巻

人類をひっそり守る労働者のSFアクション 失業中に30歳を迎えた平 仁一郎のもとに届いた一通の手紙。それは未知の生命体「亞害体」と戦う人型兵器「RIZE」を遠隔操縦する、パイロット職の審査通知だった。現代の戦地で闘うことになった仁一郎。彼はこの「人々に知られずに世界を救う仕事」を全うしようと自分に誓う――。敵の襲撃と、銃器トラブル。左腕を失った状態で、仁一郎は亞害体に挑む…!? 命を何に使うのか? これは明日の僕等の物語――

バトルグラウンドワーカーズ 3巻

仁一郎、知子、それぞれの使命と過去… 「俺達はただ、生き残って、大きな声で言いたいんだ。俺達は死ななかったし、死ぬ必要なんか無かったんだと」未知の生命体・亞害体を率いる凶敵・シャムシール。討伐に向けて、人類連合は仁一郎が属す第31小隊を敵の餌として使おうとする。その情報を得た仁一郎たちは、組織が描いた絵図をぶち壊し自分たちの戦闘をしようと…!!!?

バトルグラウンドワーカーズ(4)

真実と向き合う覚悟はあるか…!? 仁一郎達が闘う、未知の生命体・亞害体。戦闘時に感じた妙な違和感を拭えない31小隊は、敵との接触を試みる。しかしそこで出会った“真実”とは…!? 仁一郎達の新たな闘いが始まる――!!

バトルグラウンドワーカーズ(5)

わたしたちは継ぐ、仁一郎の想いを…! 仁一郎と第31小隊の仲間たちは人型兵器を遠隔操縦し、未知の生命体・亞害体と戦っている…… はずだったのだが、敵と対峙した仁一郎が「敵は人間である」という真実を掴む。31小隊の皆はその衝撃を受け止めきれず、その渦中に 仁一郎が敵の無惨なる攻撃に倒れてしまう。仁一郎を失った仲間たちは、彼の意志を継いで 戦争をどうにかして止める方法を模索するが…!?

バトルグラウンドワーカーズ(6)

31小隊の絶望の先に、見えたのは…!? 「私達は今日これから、真実を暴くための作戦に出ます」自分達が闘っている敵は、未知の生命体ではなく人間である―― その事実を、仲間の搭乗員に伝えようとする31小隊。仁一郎の気持ちを継いで…。彼らは目の前にそびえる巨大な敵、人類連合・司令部への反撃を開始する。その絶望的な戦闘の最中に…!?

バトルグラウンドワーカーズ 7巻

最終章! 「不可能」のその先を目指せ!! 「僕達はヒーローではない。だけど、命令どおり戦う道具でもない。知ってほしい、真実を―― 僕らと一緒に」敵は謎の生物・亞害体だと信じ込まされ、サファンという少数民族との戦争をさせられていた仁一郎達。しかし、亞害体が地球に出現してしまった……。仁一郎達はついに「世界を守る仕事」へと歩み出す!!

バトルグラウンドワーカーズ 8巻

世界を守る仕事を遂げる―― 堂々最終巻! 謎の生命体・亞害体が世界中に出没! 仁一郎たちの任務は、亞害体殲滅の命綱といえる 機器の復旧、期限は1日。しかし人類連合との戦争で積年の恨みを抱える過激組織が 31小隊の行路を阻む。仁一郎はその過激派をも守って、最終決戦となる「真の敵」との闘いに挑む――!!

バトルグラウンドワーカーズ

第一話からぶっ飛ばしてて面白いSFアクション

バトルグラウンドワーカーズ 竹良実
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

第一話からぶっ飛ばしてて面白かった。 『辺獄のシュヴェスタ』 『不朽のフェーネチカ』 の竹良実、最新作! 天涯孤独・30歳男性に届いたのは世界を守る公務員の採用通知。 それは、25年前から世界各地に襲来し始めた未知の生命体「亞害体」を水面下で撃退する組織だった。 行ってみるとそこには、不良、オタク、コミュ障等、社会不適合者がずらり。 人型のロボット兵器「RIZE」と神経接続によって遠隔操作し、誰かの役に立つべく、地道に頑張る主人公だったが・・。 わりとガッツリSF感あって楽しい。 いまのところ主人公がとてもいい人に見えるし、地味に頑張っているので応援したくなるのだが、どこかにでっかい落とし穴がありそうでめちゃくちゃ怖い。 希望を胸に抱き、ここで幸せを掴もうと最初は頑張ってるが、そんなんじゃないとどこかで絶望してしまうはず・・こわい・・報われてほしい・・でも絶望もしてほしい・・。 痛みはダイレクトに伝わってくるが、「通信機」を破壊されるまで死なない身体をどう使うのか、第一話の見所だ。 そして後出しで告げられる大事なルール。 やはり闇は彼にしっかりと寄り添っていた。 亡くなった両親の直接の描写は無く、言葉で語られるのみなのも実は意味があるんじゃないかと勘繰ってしまう。 幸せな人生にしなきゃと自分のためのように見えてあくまで人の願いのために頑張ってきて、素直でいい人すぎる主人公がどうなるのか見ものだ。