あらすじ

ルーズベルトとの直接交渉に臨むため、「大和(やまと)」は大日本帝国側講和使節団を乗せ、単艦アメリカを目指す。だが帝国海軍の動きを帝国陸軍が気付いてしまい、そして……!
夢幻の軍艦 大和 1巻

戦争を知らない現代の若者・上原(うえはら)クルスは、「奇妙な声」に呼ばれ意識を失う。目覚めた時、クルスはなんと太平洋戦争直前の戦艦「大和(やまと)」の甲板にいた!クルスは現代の情報を駆使し、クルスと唯一会話が出来る一等水兵・海馬(かいば)を使って、太平洋戦争に勝利するため動き出す!

夢幻の軍艦 大和 2巻

山本五十六(やまもと・いそろく)の従兵となった海馬(かいば)を介し情報を伝えるクルス。海馬の話を信じ、賭けに出ることを考える山本五十六。日本人の夢、逆転ミッドウェー海戦なるか!

夢幻の軍艦 大和 3巻

ミッドウェー海戦では、空母「蒼龍」が無傷。そして名将、山口多聞(やまぐち・たもん)が生き残った。また、史実と違いミッドウェー島占領も果たす。次なる激戦地「ガタルカナル」での死闘に向けクルスの次なる戦略は?

夢幻の軍艦 大和(4)

南太平洋海戦で、帝国海軍は米空母を壊滅!米国は戦艦を中心とした艦隊決戦に賭けるしかなくなった。ついに大和と米戦艦との砲撃戦が始まる!大艦巨砲主義の具現、日米戦艦艦隊決戦の結末は!

夢幻の軍艦 大和(5)

日米艦隊決戦は引き分け。山本五十六(やまもと・いそろく)は、日本有利な今こそ米国と講和に乗り出すべきと考える。一方、現代へと戻ったクルスは早期講和が実現した歴史を歩んだ日本の姿を見る。それは、北海道がすべてソビエト領となっている21世紀であった!

夢幻の軍艦 大和(6)

ルーズベルトとの直接交渉に臨むため、「大和(やまと)」は大日本帝国側講和使節団を乗せ、単艦アメリカを目指す。だが帝国海軍の動きを帝国陸軍が気付いてしまい、そして……!

夢幻の軍艦 大和(7)

東条(とうじょう)首相、ドイツの意向を汲みソビエト相手に開戦!日の丸を掲げたタイガー戦車が大陸を疾走する!その結果、アメリカに停泊中の「大和」艦内で行われていた日米講和会議は決裂。一方、21世紀の日本の姿にも再び変化が……!なんと、ヒットラーが日本に亡命した「歴史」となっていたのだ!

夢幻の軍艦 大和(8)

日ソ開戦により、再び米国との戦争が動き出す中、山本五十六(やまもと・いそろく)が史実通り米軍により撃墜された!マッカーサーの米軍に劣勢を強いられる大日本帝国陸海軍は、絶対国防圏死守を目指す!特別編「海軍少佐島耕作」も収録!

夢幻の軍艦 大和(9)

マッカーサー率いる米軍の快進撃をよそに戦力の温存を計った帝国海軍は、五十六の立てた「Z作戦計画」で、米国の裏をかく!!そして、運命のマリアナ沖海戦が始まる!

夢幻の軍艦 大和(10)

戦力温存策のお陰で、史実とは異なり生き残った帝国海軍のエース達が、マリアナ沖で鬼神の如く奮戦!そして、出撃した「大和」「武蔵」の超弩級戦艦が、米軍を砲撃!この作戦を仕掛けたのは、なんと死んだはずの山本五十六(やまもと・いそろく)だった!

夢幻の軍艦 大和(11)

マリアナ沖海戦の勝利の最中、クルスを歴史と時間のカオスへと導いたのは邪悪な神・旧支配者ヨグ=ソトースであることが判明した。一方、フィリピンで生きていた山本五十六(やまもと・いそろく)は、帝国の存亡を懸けたフィリピン、レイテ沖海戦の作戦を練る!

夢幻の軍艦 大和(12)

レイテ沖海戦で、帝国海軍はほとんどの空母を失ってしまう。また、フィリピンからの撤退も余儀なくされ、ついに本土、沖縄決戦へと舞台は移る!戦艦大和、武蔵、そして新鋭空母信濃が沖縄へ!一方、米国では史実より早く原子爆弾が完成していた……。

夢幻の軍艦 大和(13)

ついに、戦争の舞台は沖縄へ。史実と違い東京は爆撃されず、B29は沖縄へ戦略爆撃を敢行。沖縄へ向かう大和(やまと)の運命は?また原子爆弾を手に入れた米国の戦略は?

夢幻の軍艦 大和(14)

戦艦大和は無事沖縄へとたどり着いた。米軍は原子爆弾を大和と連合艦隊に向け使用することを決める。いよいよ原子爆弾が投下されようとした時、連合艦隊の前に邪悪な神・旧支配者ヨグ=ソトースが出現する。戦艦大和、クルス、海馬の運命は?『夢幻の軍艦大和』、ついに完結!