あらすじ五層七階の豪壮華麗な天守閣の聳える安土城に、最初の客人として家康を招く。その接待役を仰せつかった明智光秀は、信長の忌避に触れ、衆人環視の中で言語に絶する侮辱をうけ、中国出兵を命ぜられる。信長との対面を無事終えた家康は、京に遊び堺で本能寺の変を知る。急遽帰路を変更した家康は、命からがら伊賀の山中を越えて三河に逃れ着く。信長歿後の二十日間は、家康にとって、その後の運命を決める大きな転機であった。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだけど相変わらず竹千代(徳川家康)が出てくるまで長いな。まさしく徳川家康の一生を描いている内容でまあ苦難の人生だな。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」というのを体現している。 ・特に好きなところは? 特に好きなところは2箇所あって本能寺の変で織田信長が亡くなった後の河尻秀隆と豊臣秀吉が亡くなった後の石田三成。 織田信長がいた頃に河尻秀隆は優秀で出世も順調だったと思うが織田信長が亡くなった後は織田信長のやり方をやろうとしているが表層的な真似に過ぎず結局をうまくいかずに終わった 石田三成も豊臣秀吉もいた時は良かったが豊臣秀吉が亡くなった後、豊臣家を守りたいゆえに独善的になりうまくいかずに終わった。特に同じ地位ぐらいのやつに文句言ったあとに前田利家に話を進めてもらうとしたが前田利家に断れてるあたりは今の仕事にも通じそうだ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 徳川家康が出てくるまでは長いが戦後に経営者虎の巻やビジネス書として言われるのもわかるのでおすすめです