あらすじ美女たちが迫る肉欲地獄「雪地獄」から生還した直後、堀の女たちを捕らえられてしまった柳生十兵衛。堀の女たちの処刑は刻一刻と迫り、一方、会津藩主・加藤明成の愛妾・おゆらは、敵である十兵衛に心を奪われていく。一族の復讐は霧消してしまうのか。絶対的に不利な状況で、十兵衛は!?山田風太郎の遺した『忍法帖』シリーズ最大の英雄、「柳生十兵衛」第一の物語、堂々完結!!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ なんか昔読んだ気がするが間違いなく、「十 〜忍法魔界転生〜」とちょっと混ざって覚えていた。こちらは柳生十兵衛三厳と堀一族の女七人の話だ。柳生十兵衛三厳が直接戦わず策を駆使して堀一族の女七人でどう会津七本槍を倒すかをわかりやすく描かれていていい ・特に好きなところは? 普通に考えたら十兵衛のかっこよさなり堀一族だったり、沢庵宗彭、南光坊天海、芦名銅伯の読み合いだったりとするが俺は途中に出てくる十兵衛の協力者である坊さんたちだな。絶対に力では勝てない会津七本槍に対して堀一族の女をどうやって守り時間を稼ぐかを実行するところがいいね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 途中色々残酷な面はありますが良い終わり方なのでおすすめです