あらすじ

4回戦“予選”・「感染ゲーム」は、直の活躍によって、プレイヤー全員が勝利条件をクリアすることができた。そして、ゲームは4回戦“本戦”へ!別会場組とも合流し、無人島を舞台に24名のプレイヤーで戦うゲームは、「イス取りゲーム」!!島内に隠された25個のイスを探し出し、制限時間以内に着座するという、一見、至ってシンプルなゲーム…。しかし、個々のプレイヤーの思惑が複雑に絡み合い、ゲームは混迷を深めてゆく…。高い戦略性が問われるこの“本戦”で、最後まで生き残ることができるのは…!?
LIAR GAME 1巻
ある日突然送られてきた小包。その中には「おめでとうございます。あなたは10万分の1の確率をくぐりぬけ、ライアーゲームにエントリーされました」という手紙と、現金1億円が同封されていた。それがライアーゲームのスタートだった。30日後のゲーム終了日に、自分の所持金1億円を返還する。ルールはそれだけ。首尾よく対戦相手の所持金を奪うことのできた勝者は1億円を手にし、敗者は1億円の負債を背負う…。誰を信用すべきなのか、誰を信用してはいけないのか…。大金を前に揺れ動く、人間心理を描破した問題作!
LIAR GAME 2巻
ライアーゲーム1回戦をなんとか勝ち抜いた神崎直の下に、早くも2回戦の招待状が届いた。郊外にある古い洋館に集められたのは、直を初め、総勢22名。参加者全員に、一人1億円の持ち金が与えられ、総額22億円で2回戦のゲームが行われる。その名は『少数決』。ある命題に対する回答を、プレイヤー各々が投票し、その結果、少数派になった者が勝者となる。最終的な勝者は、ただ一人。その一人が賞金22億円を総獲りする。1回戦よりさらにスケールアップした、壮絶なる騙し合いの火蓋が切って落とされた!
LIAR GAME(3)
ライアーゲーム2回戦の激闘を制したのは秋山。彼がドロップアウトをしなかった為、敗退したにもかかわらず、4千万もの大金を手にした直。良心の呵責に苛まれるも、何もできない日々を送る直の下に“敗者復活戦”開催の一報が入る。ここで賞金を稼いで、少しでも秋山の力になりたいと考えた直は、単身、敗者復活戦の会場に向かう。会場に集められた9名は、いずれも2回戦で敗れた者たち。その中から敗者となるのは、たったの1名。勝ち残るのは容易、と思えたゲームだったが……?
LIAR GAME(4)
敗者復活戦を生き残った直を含む8名は、3回戦へ。すでに2回戦を勝ち抜いた秋山を合わせた9名に、3回戦のゲーム内容が告げられた。空港を舞台に繰り広げられるのは“密輸ゲーム”。「北の国」「南の国」という仮想国を行き来し、現金の国外持ち出しを謀るゲームは、ライアーゲームトーナメント初の団体戦。未知なる敵の動向、チームの戦略、個人の賞金の行方…、それぞれの思惑が複雑に絡み合ってゆく…。さらに深化した“嘘の饗宴”が、今、始まる!!
LIAR GAME(5)
ライアーゲームトーナメント3回戦・“密輸ゲーム”。神崎直、秋山深一らの対戦相手「北の国」は、ヨコヤという男の“独裁国家”である事が判明する。ヨコヤの強力な支配力の前に、苦戦を強いられる中、ついに、秋山がこのゲームの必勝法を見出す!しかし、ヨコヤは既に、水面下で巧妙な罠を仕掛けていたのだった…!!北の国の『独裁者』VS南の国の『天才詐欺師』。互いの知略の果てに、恐怖のゲームは、新たなる相貌を見せ始める!!
LIAR GAME(6)
ジリジリするような読み合いが続くLGT3回戦もいよいよ終盤。北の国メンバーに、南の国との内通者がいると疑うヨコヤは、容疑者に“自白ゲーム”を強要し、その見事な手管であっさりと自白させてしまう。露になってしまったアキヤマの逆転の秘策…。そしてゲーム最終日、勝利を確実なものにするべくヨコヤはトドメの一手を打つ!!絶体絶命の南の国に、勝利の道は残されているのか…!?読み応え十分の心理戦・“密輸ゲーム”編、堂々完結!!
LIAR GAME(7)
難敵・ヨコヤと死闘を繰り広げたLGトーナメント3回戦・“密輸ゲーム”。終盤の大逆転で、莫大な賞金を手にしたものの、形式上は敗者となった、直、秋山、フクナガの3人は、他のメンバーを救済する為、巨額の負債を抱え、敗者復活戦の会場に向かった。会場は、とある廃校。対するは、新たなる敵・“西軍”の3人。負ければ負債を背負ったまま、LGTから離脱となる…。敗退は絶対に許されない、凄絶な緊張感漂う背水の戦いで直たちを待ち受ける驚愕のゲームとは…!?
LIAR GAME(8)
敗退すればLGトーナメントから離脱しなければならない背水の敗者復活戦。3回戦で戦った仲間たちを救う為、巨額の負債を背負った直と秋山にとっては、絶対に負けることの許されない戦い…。先鋒・フクナガが緒戦を引き分け、後のなくなった秋山を中堅戦で迎え撃つのは、謎の男・キクチ。17枚のカードを使った変則的な戦い“17ポーカー”に必勝法を見出したキクチは、秋山を絶体絶命の窮地へと追い詰める…。しかし、そこから“不可能を可能にする男”秋山の華麗なる大逆転劇が始まった!!
LIAR GAME(9)
3回戦の敗者復活戦を辛くも勝利した、直、秋山、フクナガの3人。勝ち上がったものの、相手チームの3人を救済する為、自らの負債をさらに増やしてしまう。続く4回戦で、直たちを待ち受けていたのは、予備戦“感染ゲーム”。見えない「感染者」を避けながら、相手プレイヤーの言動のみを頼りに、信頼関係を築き、ワクチンを生成していかなければならない…。どうしたら相手を信用できるのか?どうしたら相手から信用されるのか?“暗鬼”蔓延る、壮絶なる頭脳戦の幕が切って落とされた!!
LIAR GAME(10)
4回戦でプレイヤーたちを待ち受けていたのは、LGトーナメント初の予選“感染ゲーム”。策士・ヨコヤに翻弄され、疑心暗鬼に陥るメンバーたち。「誰も信用できない」という閉塞した状況を、秋山の機転が打開するかに見えたが、またもやヨコヤがそこに立ちはだかり、逆に秋山を悪者に仕立て上げてしまう…。全員を本戦に向かわせたいと考える直は、他のプレイヤーたちに必死の説得を試みるが…。果たして、直と秋山は本戦に進むことができるのか…!?
LIAR GAME(11)
4回戦“予選”・「感染ゲーム」は、直の活躍によって、プレイヤー全員が勝利条件をクリアすることができた。そして、ゲームは4回戦“本戦”へ!別会場組とも合流し、無人島を舞台に24名のプレイヤーで戦うゲームは、「イス取りゲーム」!!島内に隠された25個のイスを探し出し、制限時間以内に着座するという、一見、至ってシンプルなゲーム…。しかし、個々のプレイヤーの思惑が複雑に絡み合い、ゲームは混迷を深めてゆく…。高い戦略性が問われるこの“本戦”で、最後まで生き残ることができるのは…!?
LIAR GAME(12)
4回戦“本戦”「イス取りゲーム」がついに本格的に開始された。戦略性が問われる“国盗りゲーム”の様相を呈する本戦は、いち早く“国”として固まった、アキヤマ・ヨコヤ・ハリモトの3グループによる争いとなる。そして、アキヤマグループの“親決め投票棄権”という奇策により、戦局は一変。一時、共闘関係を結んでいたヨコヤ=ハリモトグループ間での争いが始まった。そんな両グループの策が拮抗し合う中、“第4の勢力・ガヤ連合”が姿を現し始める―――。恫喝、造反、不和が犇く戦局を掌握するのは、一体どの陣営か!?権謀渦巻く騙し合い「イス取りゲーム」、いよいよ終盤へ――!!
LIAR GAME(13)
難解度MAXの頭脳戦・“イス取りゲーム”も、いよいよ佳境!!アキヤマ、ヨコヤ、ハリモトの3グループによる三つ巴の戦いは、アキヤマグループ内の裏切りにより一変。共闘関係を結んでいたヨコヤ=ハリモトグループの一騎打ちが始まり、ゲームの局面が再び大きく動き出す―――。“心”を奪う老獪な戦略のハリモトに対し、論理的な策謀で場を撹乱するヨコヤ―――。強敵を前に、アキヤマと直は勝利を掴むことが出来るのか!?次の一手が勝負を決める!!そして、待ち受ける波乱の結末!!“イス取りゲーム”編、ついに決着―――!!
LIAR GAME(14)
イケザワが勝者となり、4回戦本戦の“イス取りゲーム”終結!!それぞれの日常へと戻された敗者たちだったが、やはり再び届けられた敗者復活戦への招待状。4回戦本戦で協力してくれたアベを救うことができなかったという思いから、1人での参加を申し出る直。そして、訪れた敗者復活戦の会場には、4回戦本戦で戦った面々と、何故か負債を無くしたはずのアキヤマの姿が!!その中で告げられる次の敗者復活戦の内容は、“入札ポーカー”。再び始まる“騙し合い”の行方は──。
LIAR GAME(15)
負債をすべて完済しながらも、ハリモトの信者・アベを救うため、たった一人で敗者復活戦への参加を決めた直。新たなゲームは“入札ポーカー”。“イス取りゲーム”を戦った面々の中にはハリモトやヨコヤの姿も。全員を救い出すために協定を呼びかける直だがその思いにハリモトグループの策が牙を剥く。ハリモトの周到な作戦に場が飲まれかかったその時、沈黙を保ってきたアキヤマの反撃が開始される!そしてカードと金貨を巡る熾烈な戦いの中、ハリモトグループの意外な秘密が明らかに――!!
LIAR GAME(16)
飛び交う手札と金貨。複雑な駆け引きと心理戦が錯綜する中、アキヤマは虎視眈々と逆転のチャンスを狙う。だがハリモトグループの頭脳・キムラは絶対的で完全な勝利を目指し、さらなる策を繰り出し続ける。カワイの裏切りにより、筒抜けになった情報を元に冷酷で残忍な策を組み立てるキムラ。もはや反撃のチャンスは失われたかに思われたその時、場にある異変が…!?アキヤマが語るこのゲームの本質とは?“入札ポーカー”編、ついに完結!
LIAR GAME(17)
フクナガを救うため、本戦への代理参加を決意した直。闘いの舞台となる廃墟に集う19人のプレイヤーの中にはフクナガを敗退に追い込んだ宿敵ヨコヤの姿も。ライアーゲームの全容を知ると公言するヨコヤは今回がトーナメントの決勝であることを予言、見事的中させる。敗者復活の無い冷酷な通告に騒然とする一同を尻目に、決勝は4人一組のチームで闘う団体戦であることが告げられる!!チームを決する予備ゲームは「人間オークション」!!本戦出場の16枠を巡り、個人の価値を問う慄然の心理戦。波乱の最終章が幕を開ける──。
LIAR GAME(18)
佳境を迎える最終予備戦“人間オークション”ヨコヤの策略により、大会初の別チーム入りが確定してしまったカンザキとアキヤマ。全員救済の悲願も阻まれ、万事休すに思われたその時、全てを覆す秘策を手にアキヤマが動き出す…!!そしてライアーゲームは遂に最終戦・本戦へ。命運を賭けた最終ゲームは「四国志ゲーム」!!国と国との覇権を賭けた一進一退の団体戦は共闘と裏切りが行き交う緻密な情報戦へと発展していく。「攻撃」か「防御」か。権謀渦巻く闘いの行方は──。
LIAR GAME(19)
大詰めを迎える最終戦「四国志ゲーム」!! カンザキとアキヤマを沈めるため暗躍するヨコヤは、「魏」「呉」「蜀」チームによる三国協定を画策し、着実に「倭の国」を敗退へと追い詰めていく。しかし展開はアキヤマの計画通りに進んでいた! 全てを清算する秘策を弄するアキヤマは、LIAR GAMEの全貌を暴きに動き出す! ゲームの真相とは? そしてLGT事務局の真の目的とは? 今、謎が全て明かされる!! 至極の「嘘つきゲーム」ここに堂々の完結!!
カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義

そこのアナタ、カモられてませんか――? 「カモリズム経済理論」が世界的に評価されている天才経済学者・加茂洋平。“フィールドワーク”と称して様々な姿に成りすます「変人」だが、経済弱者が搾取され、騙される社会で、自らの経済理論を実践し、ペテン強者たちに毒を喰らわせる――!!
新・信長公記~ノブナガくんと私~

新・信長公記~ノブナガくんと私~

2105年「ある戦国オタクの科学者が“名だたる武将達が一斉にこの世に生まれたら誰が一番強いのか”を知るために禁断の実験に手を染めた」という都市伝説がささやかれる。15年後、日下部みやびが入学した銀杏高校には名前もキャラも戦国武将そのもののクラスメイトが34人も終結していた!  彼らが目指すのは不良の世界の「てっぺん」を獲ること。やる気満々の武田信玄、上杉謙信、伊達政宗に羽柴秀吉……。ひとり織田信長だけはマイペース。不良たちも「あいつはただのバカ」と見くびるが…!
ONE OUTS

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“優勝に必要な何かが足りない”その“何か”を捜して、沖縄で自主トレに励む“不運の天才打者”児島弘道。そこで彼は一人の男と出会う。120km/hそこそこの直球だけで、賭野球“ワンナウト”で無敗を誇る男。彼は名乗る。渡久地東亜と…。
霊能力者 小田霧響子の嘘

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どんな難事件も解決する天才美人霊能力者として世間を騒がす小田霧響子。彼女の大ファンである青年・谷口一郎は、就職試験の面接に向かう途中で小田霧響子を見かけてつい後をつけてしまうが、そこで知った彼女の重大な「嘘」とは…!?
無敵の人

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運の要素が大きく、「無敗」などありえないと言われる「麻雀」。しかし、日本最大のネット麻雀「雀仙」に突如「無敗」のプレイヤーが現れる! 彼の名は「M」。そんな「M」のイカサマ疑惑を突き止めるため、偽りの友情を装って近づく貧乏フリーターの園田順平。だが、「M」の強さの秘密を知った時、彼への熱き友情が芽生えはじめ…。「無敗」の壁に挑む、麻雀友情譚、開幕!
LIAR GAME roots of A 甲斐谷忍短編集

LIAR GAME roots of A 甲斐谷忍短編集

『LIAR GAME』の元天才詐欺師・秋山深一の若き日々を描いた表題作を始め、史上最強の占術・三相ト術の使い手が難事件に挑む『サンソウ』、驚異的なダーツの才能の持ち主が未来を賭して勝負に挑む『ナインダーツ』など、読みごたえ充分の読切作品6篇を収録! 『LIAR GAME』、『ONEOUTS』の奇才・甲斐谷忍の真骨頂! 華麗なる“天才”たちの競演に酔いしれる、珠玉の短編集、ここに結実! 【収録作品】LIAR GAME roots of A/ナインダーツ/サンソウ~禁断の占術~(1)(2)/甲斐谷忍の愛犬物語/@ラヴァーズ