あらすじキック団体POKFで王者の座を護る男、緒方寅治(おがた・ともはる)の試合が始まった!小日向(こひなた)は日本キックボクシング界の至宝と讃えられる緒方の試合を目の当たりにして、“王者とは何か”を学び、決意を新たにするのだった――!!一方、K・O・Sの日本代表決定トーナメントが開幕!道場主となった南(みなみ)の対戦相手は、アメリカから来た総合格闘家ダグラス・ペリー!!本トーナメント最強とも称される強敵を相手に、南はどう立ち向かうのか!?
小日向海流 格闘技はお好きですか?なんか聞いたことあるキャッチですが…格闘技というと空手、柔道、ムエタイ、コマンド・サンボ、柔術、レスリング、テコンドー、マーシャル・アーツ、ボクシングと様々なジャンルや流派がありまよね。主役である小日向海流はもちろん空手ベースです。しかしこの作品には実に多種多様な、一人一人がしっかり印象付くような名脇役たちが出てきます。中でも実在の人物をモチーフとしたキャラたちが生き生きと描かれているところに着目して欲しいですね。私はプロレス好きでして、先日武道館にて故・三沢光晴氏の追悼興行に行って参りました。と、ここで三沢さんの話を書いてたのでは文字数が足りないので省きます…が、その三沢さんそっくりのキャラも出てきます。34巻なんかでは某インディ団体のエースにそっくりなプロレスラー・田伏隼との試合が描かれていますが、この田伏のキャラクターが実にイイ!他にも魔●斗氏やレ・バ●ナなど、素晴らしいキャラたちがオリジナルキャラたちとうま~く絡んでます。無論、面白い漫画を構成するに必要な要素は全て揃ってますので、安心してお読み頂ける作品ではないかと。あ、女の子もカワイイですよ!