コンビニのおばちゃん、実は元魔法少女。 出オチのような設定です。 でもストーリー、ちゃんとしてますよ。 ギャグもありますよ。クスッとしますよ。 前半はおばちゃんのコンビニでバイトするあつみちゃんの視点がメイン。 後半はおばちゃんの魔法少女時代の話がメインになります。 今はおばちゃんルックスだけど、魔法少女時代は魔法少女めいた見た目でした。 他の魔法少女も出てきます。 よくわからない生き物も出てきます。 タイトルも、よくわからない生き物も回収されて、大団円です。 おばちゃん、元魔法少女だけど、ちゃんと魔法を使えるので、魔法元少女が正しい気がしてきました。
「たたかい」とは得てして始まりはしょうもないものである。 小田扉先生の新作は最高に面白く1話だけで大好きになりました! 読んでいくと引き込まれてじわじわ面白さが込み上げてくるタイプの良さでした! https://comic-action.com/episode/4856001361536031451 これは「戦い」でも「闘い」でもなく、「たたかい」というひらがなにひらいているのがなんとも力が抜けて気持ちのいいニュアンスになってていいですね! さまざまな「たたかい」の「きろく」を描いていくこちらの漫画。 第1話から、わー!っと万歳したくなるほど楽しかったです! 「きろく」なので、あくまで時系列と起こった事象を淡々とマジメに追っていきます。 争いの種にはなっているものの、非常にしょうもなくてそれを語るほどのことなのか、という部分にもしっかりマジメにフォーカスしてるもんだからあまりにふざけていて馬鹿らしくて笑っちゃいました!でもあくまで「きろく」なんですね! そこに「たたかい」があるから「きろく」してるだけなんです! 人類が生きていくうえで絶対に「きろく」しなくていいことなのに! でも二つの立場があって意見が割れて互いに対してのさまざまな感情が積み重なったらそのとき事件が起きるわけですが、そこのそれは放っといてあげてというレベルまで詳細に掘ってくれてるので最高でした。 これが「きろく」するということなんですね! 早く2話が読みたいです!!
『団地ともお』など描かれてる小田扉先生、最近『ちょっと不思議なこの宇宙』など複数新連載などあって嬉しいです。 『しめっぽい話ですが』もそうかな? その中でも、少年マンガ寄りのアプリ「サンデーうぇぶり」に載せてる今作『フランチャイズ!つくだ☆マジカル』がまたいい感じにゆるくて好きです! コンビニの店長が実は引退した元魔法少女だった!けど、変身してもおばさんなのでお腹たぷたぷだけど魔法も使えちゃう。 危機を救ってもらったことをきっかけに女子高生がコンビニでのアルバイトを始めることになる。 https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496744157354 本当に日常生活を送るただのおばさんなんだけど、元魔法少女ゆえにたまに変、っていう微妙な塩梅がちょうどいい。 そして、魔法少女と知っちゃった女の子も取引としてバイト採用になるけど、好奇心が勝っちゃってるところもいいキャラしてます。
役者志望だけどなかなか芽が出ず、あろうことかバイト先が夜逃げし急に無職。仕方なく、お金のためだけに実家の葬儀社で働くことにするが…という小田扉の新連載。最初はポンコツ息子の成長を描くのかなと思いましたが、それだけでなく、同じ葬儀社で働く同僚や仕事を通して出会う人々のドラマが描かれるという印象。嫌な思いもたくさんする仕事だと思いますが、社長である父と主人公の息子が明るいキャラなので楽しく読めます。 役者になるのは諦めてないですが、実家を次ぐことになるのか、どうなのか…
webアクションに小田扉が登場だ〜!!第1話から面白かったですね。街でよく見かける「一体どういうシュチュエーションなんだこれは…?」という変なポーズの銅像はゴルゴン地蔵のせいだったんですね…。これが毎話無料で読めてしまうなんていいのだろうか。
2002〜2003頃の複数の出版社で描いてた短編を集めた一冊。十種類近い雑誌の特色に合わせた作風になっていて、それぞれの違いが楽しめた。 例えばエロティクスFの短編では小田扉作品では貴重な(?)下ネタも見られる。 正直、小田扉ファン以外におすすめ出来る本かというと微妙だが、ファンならずとも、読んで損はないと言える良い短編があると思う。 その一つが「私のおじさん含み笑い」で、家出した少女が親戚の叔父の家に泊まるだけの話なのだが、今まで感じたことのない感情になれる非常に不思議なストーリーながらグッとくる話である。 もう一つ飛び抜けてよかったのでは「平介の思い出」。こちらもストーリーこそ素晴らしかったが、ページ数が短すぎ、あっさり終わってしまったのが勿体なかった。これらの短編を読むだけでも、小田扉という漫画家がいかにストーリーテラーとして優れているかを体感できる。
※ネタバレを含むクチコミです。
お父さんが家族に冷たくされる切ない話なのかな…とドキドキしながら読んでいたのですが、ほっこりする素敵な読切でした! 家族の会話が少ないことに悩むお父さんは、話題を降るも子どもたちはすげなく席を立ってしまう。 しかしトウモロコシが出た夜は、子どもたちも食卓をすぐに離れず食べながら他愛もないことを話してくれたことから、トウモロコシを頻繁に買って帰るように。 そのうち旬が過ぎてしまい頭を抱えるけれど、栗やカニ、みかんといった別の食材にシフトして家族の団らんは守られたのでした。 旬が終わってしまい、あちこち探し回った挙げ句に真空パックのトウモロコシを手にしたお父さんの「過ぎゆく季節にしがみついてどうする」というセリフが好きです。 「彼氏いたのか。今度連れてこいよ」っていうセリフからも、このお父さんの人柄が伝わってきますね。絶対いい人だ…!
最初に表紙を見た時は、買うのを躊躇するレベルだった。 「そっと好かれる」というタイトルがまずよく分からなかったし、 「ヤリーー」という謎のフレーズが余計に怪しくて、結局買ってしまった。 で、どんなもんかと読んでみたら大爆笑するほどじゃないんだけど、 独特の笑いに満ちあふれていて、最初から最後までずっとニヤケた顔が続いてしまうような短編集だった。シュールとも違う、脱力気味の笑いというか。 とぼけたセリフとカット、キャラクターの表情の変化等、どこをとっても味がある。パロディネタも良い。例えば、「サイボーグ大作戦」では、メンバーが「01」から「06」で、お互いの必殺技を打ち明けるシーンとかね。短編集『男ロワイヤル』にも収録されている、野木さん&古野さんコンビが登場する作品も味わい深くて好き。
団地ともおの小田扉先生の短編集です。ちょっと不思議でヘンテコな世界を1冊でお腹いっぱい楽しませてもらえました。何がいいのかってやっぱり適当でシュールであったかくてちょっとだけ不思議っていうところがいいんです! 週間ビックコミックスピリッツで新連載の犬漫画「横須賀こずえ」も注目だ!
コンビニのおばちゃん、実は元魔法少女。 出オチのような設定です。 でもストーリー、ちゃんとしてますよ。 ギャグもありますよ。クスッとしますよ。 前半はおばちゃんのコンビニでバイトするあつみちゃんの視点がメイン。 後半はおばちゃんの魔法少女時代の話がメインになります。 今はおばちゃんルックスだけど、魔法少女時代は魔法少女めいた見た目でした。 他の魔法少女も出てきます。 よくわからない生き物も出てきます。 タイトルも、よくわからない生き物も回収されて、大団円です。 おばちゃん、元魔法少女だけど、ちゃんと魔法を使えるので、魔法元少女が正しい気がしてきました。